ナダルを倒した戦術指導・エスパルシアコーチin箱根 何してもいいよ!って言われると困ってしまうのはなぜ?
これはコートの縦の使い方がよくわかる動画です。ベースライン→下がる→前に行く。ニュートラル→ディフェンス→オフェンスの切り替えがわかると思います。
錦織選手対デミトロフ選手から学ぶ、低年齢から大切にしておくと後で役に立つ練習ポイント。
この過去記事の②で書いたことがこの動画に集約されています。簡単そうでこれだけ素早く切り替えるのは相当難しいです。まずは下がったら下がりっぱなしにならないように気をつけましょう。
エスパルシアコーチイベント近況
さて、エスパルシアコーチイベントが近づいてきました。残念ながら2週あるうちの後半の1週は人数不足のため開催できなくなりました。3月5日の夕方集合〜10日夕方解散の日程のみ行います。
箱根キャンプ with スペイン人コーチ。本日19時より募集開始!!
ランキング40位の選手に戦術を与えてナダルを倒した名将!
スペイン人・エスパルシアコーチのテニス指導は戦術指導です。戦い方という視点でテニスを指導してくれます。対極にある考え方は打ち方でしょうか。どちらもすごく大切な要素ですが、戦い方に特化した指導ができるコーチは少なのではないでしょうか?それはテニスというスポーツの本質を捉えていないとできない指導です。ツアーコーチとしてナダル選手を倒した彼の戦術スキルを学べるとても貴重な機会です。彼の言葉を正確に伝えるために通訳(テニスコーチ)付きです。
何してもいいと言われると困ってしまうのは?
テニスはクローズドスキルとオープンスキルが混ざり合ったスポーツです。テニスコートの中にボールが入っていれば、どんなボールを打ってもいい、何をしても構わない。そう言った条件になると、意外とどうしたらいいのかわからなくなります。それはテニスというスポーツが持つ本質的な要素が理解しきれていないからです。
サッカーはテニスよりもさらにオープンスキルの要素が強いスポーツだと思いますが、手を使わなかったら何をしてもいいと言われると、意外と困るもんですよね。スペインはテニスもサッカーもとても強いです。オープンスキルのスポーツに必要な本質を掴む能力に彼らが長けているのかもしれません。ちなみに競泳は日本の方が強いですが、水球になるとスペインの方が強いみたいです。
相手を上回るために必要なこととは?
小・中学生のうちにテニスにおける相手とのやりとりで上回るという発想を身につけられたらと思います。自分の世界に入って、速いボールを打つだけでは足りません。あと数名空きがございますので、ご希望の方はLINE・メッセンジャー・お問い合わせフォームから連絡ください。よろしくお願いします。
3月5日〜3月10日 箱根にスペイン人コーチ・エスパルシアさんクリニックに関する過去記事
箱根キャンプ告知直前!エスパシアコーチのアドバイス、ちょこっと紹介!
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。