錦織選手の高校時代の戦績検証から考えるチャレンジの本質!負けても出倒せ!成功はすぐに捨てろ!


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錦織選手の高校時代の戦績を検証!

昨日は錦織選手のジュニア時代の戦績を調べてみました。

錦織選手のジュニア時代の戦績からわかる好成績よりも大切なこと。

今日は、引き続き高校時代の戦績・2006年〜2008年の衝撃的だったデルレイビーチの優勝までを調べてみました。昨日のデータは、ジュニアITFでしたが2006年からは、一般の大会にシフトチェンジしてチャレンジしています。表記のアルファベットは、
F=フーチャーズ
CH=チャレンジャー
Inter=インターナショナルシリーズ
Master=マスターシリーズ
GS=グランドスラム

です。F→CH→Inter→Master→GS の順にレベルが上がります。今とは呼び方が違いますが、分かりやすく言うとInter=インターナショナルシリーズ以上は、ジョコビッチやフェデラーも出る一番上の世界というイメージでいいと思います。(2005年にも1大会だけフューチャーズに出て予選で負けていますが、1試合だけなので対象外にしています。)

2006年 高校2年生 F7大会+CH4大会(WC3大会)

出場大会の本戦の平均勝利数・・・1.36
予選の数/予選負けの数・・・6/3(内2回はLLで本戦へ)

この年は昨日のデータの最後の年に当たります。ジュニアの大会にも5大会出ています。シーズン前半はWCを3枚もらっています。東京でチャレンジャーのWCをもらってからは、フューチャーズに出場。終盤の11月からチャレンジャー大会に出ています。予選を6回戦って勝ち上がったのは3回。ラッキーにも予選負けの3回の内、2回はLL(本戦に欠員が出たので予選決勝で負けた選手が繰り上がる)で本戦でプレイしています。そしてフューチャーズで一度優勝しています。昨日のジュニア時代のデータでは優勝はありませんでしたから初優勝はフューチャーズということになります。

2007年 高校3年生 F3大会+CH13大会+Inter6大会+Master1大会+GS1大会(WC3大会)

出場大会の本戦の平均勝利数・・・0.88
予選の数/予選負けの数・・・16/12

チャレンジャーを中心に試合を回っています。前年がフューチャーズが多かったのでレベルアップしていると言えると思います。フューチャーズとチャレンジャーで1度ずつ準優勝がありますが、年間の本戦の勝利数が1を切っているので、我慢の1年だったと言えると思います。予選に16回挑戦して12回予選落ちしています。シーズン前半はフューチャーズ1大会+チャレンジャー8大会で予選負けと苦しんでいます。

シーズン後半になると、チャレンジャー準優勝のポイントを生かして、インターナショナルシリーズの予選に出られるようになりますが、すごいのはインターナショナルシリーズの予選は3回出て全て予選を突破しているところです。チャレンジャーの予選は負けているのに、インターナショナルシリーズの予選は勝っています。上の16/12という数字の中の予選突破4つのうち3つは、シーズン後半のインターナショナルシリーズレベルの大会の予選です。初のグランドスラム大会のUSオープンにも予選で出場しています。

2008年2月まで 高校3年生 CH2大会+Inter1大会

1月に出たチャレンジャーは、本戦ベスト4と予選負け。そんなにトントン拍子にはいかないのかな?と思わせといて、インタナショナルシリーズのデルレイビーチで予選勝ち上がりから優勝します。本当にセンセーショナルな優勝でした。一つ前の大会ではチャレンジャーで予選負けをしておいて、インターナショナルシリーズで予選からの優勝。

まとめ

とにかく予選敗退の多さに注目です!!

フューチャーズ→チャレンジャー→インターナショナルシリーズとレベルアップしていくわけですが、フューチャーズやチャレンジャーで好成績を残しまくってから次のレベルに上がっているわけではないということがわかります。好成績は、フューチャーズで1度、チャレンジャーで1度、準優勝があるだけです。その他は予選落ちか本戦1回戦負けです。特にチャレンジャーでは、ほとんどが予選負けです。負けても負けても大会のレベルを下げずに出倒しています。優勝したデルレイビーチの前のチャレンジャーも予選負けです。チャレンジャーの予選は勝ちあがれないのに、インターナショナルシリーズでは予選を全て勝ち上がっている時点で天才なのでしょうけど、上の世界を求めてチャレンジし続けているのがわかります。ということは、

予選負けなど気にせずにとにかく大会に出る。成功は1回で良い!!成功したらすぐに次のレベルへGO!!

高いレベルの大会にエントリーし続けて、どこかで小さな成功がありポイントをもらえるとすぐにもう一つ上のレベルで戦う。まず小さな成功を上げるのがものすごく難しいんでしょうけど、その成功を生かしてリスクを負って上の世界にチャレンジする。いやいやテニスは本当に大変な競技ですね。

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