自分たちの世代と同じように厳しくしなければと思った時に読んでほしいこと。


我々の世代、そしてそれより上の世代の方は、厳しくしないと強くならないのでは?という気持ちになることはありませんか?
①指導者が声を荒げ精神的に追い込んでいく
②心拍数が上がるようなキツい練習をたくさん行う

自分達がこのようにされてきたことが大きな要因だと思います。

海外では日本的な精神的に追い詰めていくような厳しさは見られない

海外では体罰などもってのほか。指導者が声を荒げるシーンも少ないです。もちろん、必要なケースでは声を荒げることもありますが、最小限に抑えています。またスペインドリルのようにキツい練習ばかりしているイメージがあるかもしれませんが、休憩時間や休日はしっかりと設けられています。

問題解決に対して厳しさの比重が大きくなるようにしていく

これは先日箱根で行ったキャンプでレッスンをしてくれたエスパルシアコーチの一例ですが、ミスに対してはそれほど指摘しません。むしろなぜそうしたのか?を大切にします。そこに明確な意図があればミスしてもOKです。テニスは練習すれば誰でも上手くなります。ですが、チャレンジしよう!トライしよう!というマインドは、気をつけないとその成長の芽を摘まれてしまいます。

低年齢の時期は特に自発的なやる気を育てる時期

ジュニアテニスは18歳まで続きます。そして人生はその後もずっと続きます。夢中になれる状態をこの時期に経験できている人間は伸びます。
①夢中

②必要さを理解している

③やらされている

私の経験ではこの順番で、ジュニアの伸び率が変わってきます。海外の強い選手は、集中状態に入るとそこから全く出てきません。ですから攻撃的なショットが入り続けます。いつも『夢中』の状態を作ることは難しいですが、そこにたどり着くようなゴールを設定しておくことは大切です。

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