お子様のテニス向上のために、クレーコートシーズンの大会を一緒に見ることは欠かせない理由!
球足が遅いのがいい
ハードコートの試合と比べると、ラリーのテンポが遅いのがよくわかります。1ポイントで続くラリー数も多いので、ボールのやりとりがよくわかります。このインタビューで世界一を育てたコーチも良い競争をするためには、クレーコートが必要だと語っています。
おすすめの過去記事
速いサーフェイスだと
ハードコートやグラスコートの速いサーフェイスだと、トッププロの速いボールにばかり目がいってしまいます。速いボールに憧れて、速いボールを打ちたいと思うことはいいことなのですが、テニスは速ければそれでいいというわけではありません。
戦うイメージがないジュニア
速さのイメージばかりで、ボールのやりとりのイメージがないジュニアは、練習でも試合でもとにかく速いボールばかり使いたがります。特に低年齢の時期は多彩な攻撃を学んで欲しい時期なので、戦うイメージをしっかりと持って欲しいです。
クレーコートの試合を見ながら解説してあげる
最近は上の動画のようにyoutubeがありますから、簡単に巻き戻して見直せます。
①相手の動きの逆をついているシーン
②攻守が入れ替わっている様子
③ドロップショットを有効に使うシーン
など解説しながら見るのもいいと思います。映像では判りにくい場合もありますから、一緒に見て解説してあげましょう。スマホを使って、練習の前にクレーコートの試合を見せてイメージを作るのも良いと思います。なんとも言えない遅いテンポが良いイメージを作ると思います。
百聞は一見にしかず
言葉で戦術を説明するよりも、見た方が簡単に学ぶことができます。特に子供達は難しく言われるよりも吸収が早いでしょう。ヨーロッパの低年齢ジュニアの競い合う様子も下記リンクにたくさんありますからぜひ参考にしてみてください。
ヨーロッパジュニアの動画付き過去記事集
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方