お父さん・お母さんがお子様とテニスを楽しむ時のちょっとした心構え。


ここ最近、江坂TC以外でテニスをする機会が増えてきました。完全なるプライベートテニスを楽しんでおります。そこでは、まだ幼稚園か小学校上がりたてのお子様とお父さんやお母さんがテニスをしているのをよく見ます。プレイ+ステイのボールの登場によって、小さい頃から気軽にテニスを楽しめるようになったことで、ご家族でテニスを楽しむハードルが下がったように思います。低年齢でも簡単にラリーができますよね。今は年中さんや年長さんがチャレンジできるレッドボールの大会などもありますから、早くから競技テニスを始めるご家庭も増えています。今日は20年間ジュニア育成の現場を見てきた経験から、お子様の相手をする上でのちょっとしたコツを紹介します。

お伝えしたいこと

1素人でも関係なし自信を持って相手をする
2学びながら前進する
3ゴールは自立

素人でも関係なし自信を持って相手をする

自分が素人であるという負い目は全く必要ありません。飛んできたボールを打つだけで、十分テニスの練習になります。一緒にやっているうちにお子様だけでなく、お父さんお母さんもうまくなって行きます。そのようなシーンをたくさん見てきました。『お、お父さん、めちゃうまなってる』みたいな。お子様の打ちやすい所に打とうなんて考える必要もありません。それはお金をもらってやるコーチの仕事です。適度にバラつくのが良い練習になるって開き直ってラリーや試合をお子様と楽しんでください。テニス経験は全くなくても、お子様にとって良いサポートをしているお父さんお母さんをたくさん見てきました。大丈夫です。

学びながら前進する

お子様とテニスをする機会が増えるにつれて、テニスについて色々とわかってきます。そしてわからないこともわかってきます。学びながら前進するのが一番です。間違ったことを教えていたらどうしようという悩みはよく聞きます。それに対する答えは一つだけです。特別なことをしようと思わないことです。ラリーして試合しておけば大丈夫です。ラリーだけでも十分です。一つだけキーワードを伝授するとすると、簡単→ちょっと難しい→簡単の順番で練習を終えると良いと思います。

ゴールは自立

ゴールの設定はとても大切だと思います。最終的なゴールは自立することだと思います。お子様が自分で考えてテニスをする、自分で行動して練習をする。などお父さんお母さんの手がかからない存在になることがゴールです。その過程で、お父さんやお母さんがコーチになることもありでしょう。それはそれで一つのゴールで新しいスタートだと思います。私の海外活動もゴールは、選手が自分で海外にチャレンジできるようになることです。今後は、親と子で海外チャレンジをするケースも増えてくるでしょう。現在そのようなケースを2つサポートして計画進行中です。お父さんやお母さんと海外チャレンジをして、その後は一人で活動していく。そんな自立した存在になってもらいたいと思っています。

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