灘だって受かる!ご家庭のサポートで可能になる、勉強とテニスの両立!!


テニスと勉強の両立はとても大切なことだと考えています。
海外遠征中も勉強の時間は作るようにしています。
日頃の習慣が大切だと考えているからです。

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私の指導してきたジュニアの中に灘中に合格したジュニアがいます。
小学低学年からテニスも頑張っていて、試合にも出ているようなジュニアでした。

小学高学年に上がると江坂TCの選手コースに入れるほどの実力。
当然、テニスにかける時間はかなり多かったと思います。
スキマ時間をうまく使って勉強していたと思います。
そして集中力が高かったと思います。

テニスのプレイにも頭の良さが現れていました。
テニスは確率のスポーツです。いくら強く打っても、いくら速く打っても入らないと意味がありません。
相手のポイントです。その辺をよく理解していて、確率の高い安定したプレイで勝っていました。

テニスと他の競技、野球やサッカーの違う点は、試合中に指示やアドバイスが禁止されていることです。
試合が始まると小学生でもたった一人で考え、判断し、実行しなければなりません。

小さい頃から、自分の頭で考えて決断する能力が育まれます。

彼は、小学5年生に上がると、選手コースを一旦止めて週1回or2回のテニスに変更するという決断をします。
ご家庭での助言もあったと思いますが、この決断が見事だったと思います。

週3回のテニスに加えて、週末のたびに試合にいく選手コースの生活では、灘は無理だと判断したのでしょう。
その甲斐あって2年後には見事、灘中に合格。中1からは選手コースに復活して勉強もテニスも頑張っています。

僕が彼に対して感じていたのは、『自立している』ということでした。
自分で考えて行動している。教えなくても、自分で考えて確率の高いプレイにチャレンジしている。
ご家庭での教育がそうさせていたのだと思います。受け身ではなく能動的。

何よりすごいと感じたのは、ご家庭の考え方です。
普通、灘中を受験するとなると小学4年生からすべての習い事を辞めて勉強1本に絞ります。
塾に通い続けてそれでも受かるかどうかというところです。

それを小5になるまでは選手コースに上がれるレベルまでテニスを続け、
その後も週2〜週1でテニスを続けながら、勝ち取った合格はすごいと思います。
勉強とテニスの両立を考えた教育方針。ですが灘中はそんなに簡単に受かるものではないですから、
テニスを辞めなさいと言わなかったご両親はすごいと思います。
お子様の好きなテニス、頑張りたいテニスは続けさせながら受験勉強を行うという決断は、なかなかできません。

また好きなテニスを週1回でも残したことで、勉強への集中力が上がったのかもしれません。
その辺もご家庭のサポートの功績だと思います。

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最近こんなニュースがありました。関西の大学生のナンバー1を決める大会で大阪大学の選手が優勝しました。
ジュニア時代から強くてよく知っていましたが、大阪大学に進学し、テニスでもさらにレベルを上げています。
大阪大学なので、スポーツ推薦ではなく受験で入ってますよね。すごいです。

竹元佑亮(関西大学3年)と樋口菜穂子(大阪大2年)が優勝

そして灘でテニスと言えばこの人ですよね。

灘高 元生徒会長 城口洋平の頭脳

小学生時代はテニスに懸けていたが、2歳年下の錦織選手に負けて進路変更。
たった3ヶ月で灘中に。東大進学。在学中に会社を起こし、挫折を経験するもさらなるチャレンジに挑んでいます。

色んな成功例を見ながら、テニスと勉強の両立を目指しましょう。
テニスは自分で考えて選択し実行する競技。指示待ちではなく、能動的にプレイすることが求められます。
それは勉強との両立にプラスに働くと思います。

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