外国人とのコミュニケーションでは、とにかく会話を続けよう!
海外に行って外国人とコミュニケーションを取る時に意外と困るのが話題です。
自己紹介をしてしまうと、意外と話が続かなくなります。
日本語で日本人とコミュニケーションを取る時は一体どんなことを話したんだろう?って不思議な気持ちになります。
ちなみに、この記事はかなり便利です。
外国人が喜ぶ!10の例文でマスターする英語の日本文化紹介方法
例えば英語での会話で、一番最初の『電車の時間がいつも正確であることの説明』をしたとすると、
『もしあなたがビジネスで誰かと約束をしていて、相手の人が事故か何かで電車が遅れてしまい、
約束の時間に遅れた場合はどうしますか?』
なんて聞き返してきます。そして
『日本人は、そういうことも計算してビジネスの場合、15分以上前に現場に着くようにしている』
『今は携帯電話があるので、その旨をメールしてくれたら大丈夫』
『でもなんの連絡もなく遅れてくるようなら、少し信頼を失う』
なんていう風に返答をして会話が膨らんでいきます。
さらに、
『君はテニスコーチだけど、もし子供が遅れてきたらどうする?何か罰を与える?』
となり、
『1回目は許すけど、2回目以降は注意する。でも体罰はしない』
と話が進んでいきます。
この会話は実際の会話です。相手の外国人の質問力が高いことがわかっていただけるとお思います。
電車の時間が正確という話から、遅刻の話になる。そして、私の仕事とつなげてくる。
日本人同士だとこのような会話は少し硬すぎるように感じますよね。
ですが、異文化コミュニケーションでは必要になります。
ネイディブ並みのペラペラなら不要かもしれませんけどね。
例えば子供同士の会話。日本の漫画は海外でも人気なので、
『ワンピースの誰が好き?』
『ゾロです』
『どこが好き?』
ここで会話が詰まります。
普段好きな漫画のキャラクターの好きなった理由なんてそんなに考えませんよね。
『侍はかっこいい!』
なんて答えればいいんだけど、なかなかそんな風にはいかなものです。
『ん?どこがって聞かれても。。。』
って考えていると会話が終わっていまします。
ましてや2人で話しているのではなく、そこに3人・4人の外国人がいると、
ちょっとした会話の間を作ると、誰かが話し出すので余計に会話に入れなくなっていきます。
ではどうすればいいのか?解決策は。。。
とにかくお決まりの鉄板会話パターンを作ることです。
『ワンピースが好きで』
『ゾロが好きで』
『それは日本の侍が好きだからで』
『本当の侍は刀を3本も持っていないんだけど』
『侍スピリッツは憧れる』
なんてパターンを一通り、簡単な英語で話せるようにしておくと、ちょっとした会話の時に使えます。
大切なことは復習です。今日の会話はあそこで止まっちゃったなと思ったら、
後で返答を考えて英語にしておく。それだけで会話パターンが増えていきます。
難しい英語を使う必要は全くありません。必要なことは英語の能力ではなく、
海外でコミュニケーションをするための、会話を続ける能力だからです。
小学生が初めて海外に行く場合、上記の例だと、
『I like One Peace』
『I like Zoro』
『Because I like samurai』
『Samurai don’t have 3 sword』
『I like sumurai spriit』
とかで十分です。複数形・冠詞などなくても全然OKです。
まずは話すことが最優先。英単語もこの会話の場合、likeとbecauseとhaveくらいしか使っていない。
ソードやスピリッツはすでに日本語でも使われていますよね。
もう一度言うと、まずは話すことが大切。表現は徐々に
『My favorite character is 〜』
なんて風に変わって行けばいいです。
子供達を海外遠征に連れて行くと英語が話せないのではなくて、
外国人同士が触れ合う時の少し硬めの会話を作れないことが
語学習得のネックになっているシーンをよく見ます。
会話が途切れないように、続けていれば語学は少しずつ上達していきます。
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