外国人と触れ合う時に持っておくといいちょっとした心構え。


さて、箱根キャンプではスペイン人コーチのファン・エスパルシアさんを招いて、1週間練習をします。そうです、日本にいながら外国人とコミュニケーションを取るチャンスです。子供達にしっかりと内容を理解してもらいたいので、通訳をつけました。レッスン内容に関しては完璧に翻訳します。アドバイスも通訳します。でもそれ以外はできるだけ、子供たちに通訳を介さずにエスパルシアコーチとコミュニケーションを取る経験をしてもらいたいと思います。ちなみにエスパルシアコーチは母国語のスペイン語の他に英語が話せます。レッスンは英語でしてもらいます。私も彼と話すときは英語です。このキャンプだけでなく外国人と触れ合う時にほんの少しの心構えをしておけば、コミュニケーションを取ることができます。ポイントは、
①感情表現をする
②話したいという意思表示をする

です。

感情表現をする

私も含めて日本人は感情表現が苦手なので、コミュニケーションの壁ができてしまいます。楽しい時は楽しい!説明が難しい時は、難しい!っていう表情を作って相手に伝えましょう。日本人はシャイであることは相手もわかっています。シャイな人が頑張って恥ずかしながら感情表現をしているところは好感を持ってくれます。

話したいという意思表示をする

練習のルールや説明など、わからないことがあったら聞いてみましょう。きちんとした文法なんて必要ありません。単語並べて語尾を上げたら質問文になります。大切なことは自分には質問があるということを相手に伝えることです。私も通訳の方も、選手からの意思表示がエスパルシアコーチに伝わったと感じたら、途中からはしっかりとお手伝いします。でも最初からは助けません。ジュニア達に成長してもらいたいからです。軽いノリで話していけば大丈夫です。エスパルシアコーチもそれを待っています。関西勢に期待かな。。。笑。

しっかりした英文を用意しておく

夕食の時間や夕食後にはエスパルシアコーチに質問できる時間を作ります。家で英作文を作ってきても良いですし、日本語でも良いです。通訳します。小学5年生以上はできるだけ自分で英文を考えてきてもらいたいなと思います。

伝わる感覚を体験する

まずは笑顔、そしてノリの良さを大切にしましょう。そして伝えたいことが思い浮かんだときには、すぐに行動に移しましょう。わからない。うまくできない。これでいいのか?など、ジャスチャーでもなんでもいいので伝えましょう。顔を見て首をかしげるだけでも伝わります。対日本人のように、何も言わなくてもわかってくれるということはないと思っておいた方がいいでしょう。学んでもらいたいのは、思いついたことを表現してコミュニケーションを取ることです。そもそもコミュニケーションってそういうものですから。考え抜いてやるようなことではありませんよね。それが自信につながり、また今後の英語学習のモチベーションになっていくでしょう。しっかりと準備して完璧な英語を話さないといけないという先入観はよくありません。まずは伝わる感覚を体験してもらいたいと思います。英語のテストで100点を取ることとはまた違った貴重な成功体験になること間違いなしです。

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