自分のテニススタイルを確立している強いジュニアが持つ、勝つために必要なもう一つの能力とは?


そのもう一つの能力とは?

自分のスタイルを必要に応じて捨てられること
です。

テニスはトーナメントスポーツ

テニスは1回負けると終わりです。次のステージには進むことはできません。強い選手ほど、時には自分のスタイルを捨てて勝ちにこだわる戦いができます。

チャレンジャーを退ける難しさ

テニスの戦いで難しいのは、自分に勝つことを目標にしている選手の挑戦を退けることです。そういうケースで立ち上がりに失敗し、1−3などのスコアになると、相手はさらに元気になるので、本当に苦しくなります。

柔軟な対応と選択肢の多さが求められる

自分のテニスを捨てるというのは、返すだけでミス待ちの弱気なテニスではありません。自分の流れが来るまで我慢強く戦える能力があるということです。具体的には。

・ラリーを長引かせる
・ミスをさせる

という選択肢があります。

なんとかしてチャレンジャーの挑戦を退ける時の流れ

自分が気持ちよくプレイしているvs相手が気持ちよくプレイしている状態

自分が気持ちよくプレイしていない状態vs相手が気持ちよくプレイしている状態

自分が気持ちよくプレイしていない状態vs相手が気持よくプレイしていない状態

自分が気持ちよくプレイしている状態vs相手が気持ちよくプレイしていない状態

という段階を経て勝ちに結びつけます。自分が気持ちよくプレイすることを捨てて、勝利への糸口を探っていきます。この時の相手の精神状態は、

なんとかして勝つ!

今日は調子が良い!いけるかもしれない!

流れが悪くなってきたけど、ここでもう少し踏ん張る!

やっぱり無理かもしれない。。。

相手に『やっぱり無理かもしれない。。。』と思わせたら勝ちです。

ヨーロッパのクレーコートを得意とする選手

ヨーロッパのクレーコートを得意とする選手は、このような

相手の良さを消してしまうテニス

が上手いです。ラリーが長く、そして3セットマッチをたくさん経験しているので、自分が気持ちよくプレイできない日でもなんとかして勝利に結びつける戦い方を身につけています。

 

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