運動と勉強は、どちらか一方のみ伸びるのではなく、相互に伸びていく!
運動ができる子は勉強が苦手。
勉強ができる子は運動が苦手。
そんな先入観はございませんか?
実はこれは間違いで、勉強と運動には相関関係があったんです。
北海道教育大学は、学業成績と体力レベルや体格などとの関係性を明らかにした研究結果を、発表しました。
ちょっと過激な題名ですね。
この研究では、
①男子生徒では「体力レベルが高くなると学業成績も向上する」
②女子生徒では「肥満傾向生徒では体力が低く、学業成績が低くなっている」
という結果がでました。
運動と勉強の成績は、反比例するものではなく、比例傾向にあるという結果です。
最後に、『北海道教育大学は、今回の分析結果は体力向上や肥満改善が
学力向上につながるということを示すものではない』と言っていますが、それは当然ですよね。
体力向上しても勉強しなかったら学力は上がりませんよね。
ですが、生活習慣が変わるのか、それとも集中力が上がるのか、
「体力レベルと学業成績には一方が高くなると一方も高くなる」
という関係性が認められています。
ということは、体力と学力のどちらか一方で小さな成功体験を積んでいくと、
どちらにも相乗効果があるということです。
ここで大切なことは、小さくていいので成功体験を積み重ねることです。
この記事には、運動が苦手だった子が、
みんなの前で先生にもわからなかった星座を言い当てて、自信をつける子供どもの例が出てきます。
ほんの小さなことでも自信をつけることができれば、
それが勉強であれ、運動であれ、相乗効果があることが立証されています。
例えばテニスなら、初心者用のレッドボールでラリーが何回続いたというのでもいいでしょうし、
サイドステップやクロスステップなどのステップが上手くできた、ということでも良いと思います。
テニスにおける小さな成功体験でつく自信は、テニスのみならず勉強へのやる気にも派生していきます。
勉強or運動どちらかで、小さな成功体験を積むことをまずは目標にしてみましょう。
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