英語を話せるようになるには、まず人と関わろうとす気持ちが大切。
英語のコミュケーション能力を上げるためにはどんなアプローチが必要なのでしょうか?
スイス公文学園高等部の渡邊博司さんの文献です。
かなりのボリュームです。
Grammar Translation method(文法)中心の学習を見直し、
Focus on FormからFocus on Meaningへの転換が重要であると説いています。
日本の英語学習は、書いてばっかりで話す機会が少ないというのは、昔から言われていることですよね。
この学校では、英語を使っての異文化交流研修を行っているようで、
同年代の外国人とともに西洋と東洋の文化の違いについてワークショップを中心にして体験的に学習するそうです。
とにかく英語を使って話す、英語を使ってコミニュケーションを取ることの重要性を理解し実践しています。
英語を使って、あるテーマについて話し合うというのはとても良い試みであると思います。
そしてこんな資料もありました。
これもかなりのボリュームですが、今までの僕の海外活動、
そして子供達を海外へ引率してきた経験を踏まえて、ピンときたのはこのグラフです。
英語でのコミュニケーションを図る時に、年齢が低いほどまずは、
『英語を使うためのスキル』よりも『人と関わろうとする気持ち・意欲・態度』が重要であるということです。
海外に来ると私もそうですが、『日本人はシャイだね』と言われます。
その性格が災いしてか、まず最初の『人と関わろうとする気持ち・意欲・態度』を出すことが難しいです。
私の海外遠征では、外国人とのコミュケーションを少しでも後押ししてあげられるような試みをします。(詳細はまたの機会に。)
シャイなところはすぐには変わらないですし、それが本当に悪いことだとは思いません。
それによって思慮深くなれたりするという効果もあると思います。
ただ、コミュニケーション能力を上げるという観点からすると変える必要があると思うので、
勇気を持って英語で話かけていくことが大切ですね。
僕の経験では、自信を持って楽しそうに話かけていくと、綺麗な英語でなくてもみんなちゃんと相手してくれますし、
間違っていたら正してくれます。子供達ではまずその段階を経験して、
英語学習が楽しく感じるようになってもらいたいと思います。
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