目先の結果は気にした上で、俯瞰した目も合わせ持つことが大切という話。


目先の結果を気にすることの意味

目の前の試合の結果で、その後の1年間の活動スケジュールが決まってきますよね。ということは、目先の結果を気にすることはある意味で大切です。それは、ポイントシステムの仕組みを理解するということだからです。

ポイントシステムに関する過去記事

 

ではなぜ指導者は、目先の結果を気にするなというのか?

関西レベルや全国レベルの大会を目指していて、後少しの差で出られなかったとしても、それ相応の力は持っていると判断して育成すべきだからです。全国大会に出られなかったからといって、それに相応しい力を持っているのであれば、自信を持って高いレベルを目指して練習を続けてもいいのです。モチベーションを下げる必要はないのです。ですが、ここでモチベーションの格差が生まれるのも事実です。

モチベーション格差に関する過去記事

 

結果は気にするが、俯瞰する目を持ってスケジューリングしていく

低年齢の頃からランキングが高い選手の方が、あらゆる面で良い環境・チャンスが得やすい現状があると思います。低年齢の時のランキングが、以前よりも入れ替わりにくい現状にあるのも事実です。ですがそのことで保護者の皆さんのモチベーションが下がるのではよくありません。モチベーションは伝染します。コーチは、目の前の結果はそれほど気にしていなかったりしますよね?それはこれまでの経験から俯瞰した目を持っているからです。だからと言って、ランキングを上げていくのは、それほど簡単なことではありません。長期的なビジョンは必要ですが、それは目先の結果の積み重ねであるとも言えます。くじ運、ネットイン、偶然起きたアクシデント、ほんの少しのラインジャッジ、そのようなことで目先の結果は変わります。そこから始まる1年間は厳しいものですが、取り組んだ努力は必ず実力に結びつきます。

仕組みを理解してモチベーションを下げるな!!

そうやって次のチャンスまで力を蓄えておきましょう!

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