クロアチアの大会運営から学ぶ、低年齢ジュニア選手にとって大切なこと


それは
過度のプレッシャーを与えないこと
です。

昨年、10歳・11歳以下の大会に参戦

2016年に、クロアチアのプーラで10歳以下のスムリクバボウル、ドブロヴニクで11歳のダッドボウルというプライベート大会に参加してきました。どちらも、ヨーロッパだけでなく、世界中から選手が集まってくるハイレベルな大会です。ダッドボウルはまだ歴史が浅いですが、スムリクバボウルの過去の参加者の中にはグランドスラム大会に出場している選手も多数います。

昨年のこれらの大会に参加した遠征の過去記事

 

大会を通じて毎日のように行われるお楽しみイベント

どちらの大会も共通することは、ハイレベルな試合の後に、お楽しみイベントが毎日用意されていることです。

・プロ並みの開会式
・みんなでオリーブの樹を植える
・ブリユニ国立公園クルージング
・世界文化遺産のドブロヴニク旧市街地でのドロー抽選会
・プールサイドでのパーティ

などなど、ハイレベルな試合の後に、子供達がワクワクするようなお楽しみイベントが用意されています。これらのイベントは全て無料、参加費に含まれています。

べき論

低年齢のうちは、テニスが過度なプレッシャーになると良くないので、緩和されるような配慮がなされています。スムリクバボウルでは、
More Than Tennis !!
というスローガンを掲げて、テニス以上の価値を見出し、子供達の為に大会を作っていくべきだ!という熱意を感じます。

More Than Tennisに関する過去記事

 

参考になること

イギリス人の11歳のナショナルメンバー選手のお父さんも、『レベルは高いけど、この大会はシリアス過ぎなくて良いね!』と言っていました。世界中でますます加熱する低年齢からの競争から子供達を守ろうとする動きは素晴らしいと思います。お父さん・お母さんが、お子様のサポートをするにあたって、とても参考になる大会運営だと思います。

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