留学中の海外テニス環境での人間関係で気をつけること。


人間関係が全て

日本でも海外でもやっぱりこれが一番大切です。そう人間関係です。コーチとの関係、施設で働くスタッフとの関係、選手仲間の関係。挨拶をきちんと行い、相手の話をよく聞いて返事をする。そうやって信頼を積み重ねて行くことが大切です。言葉の壁や文化の違いがあるので、こちらの真意は相手に100%伝わらないことが山ほど有ります。特に繊細で心配性な日本人の感覚は、理解されにくいことがあります。それでもコミュニケーションを取ることを大切にして、練習には全力で取り組む、そうすることで信頼は積み重ねられていきます。

契約社会だがそれはそれ

海外というと、契約社会で契約以上のことはしないみたいなイメージがあります。確かにそういう一面はあります。もらっている給料以上の仕事はしないという価値観は日本よりも強く存在すると思います。ですがその裏には、労働者の立場を守るためという意味合いが強いです。決してお客様に対してサービスすることを毛嫌いしているわけではありません。テニスの悩みに関しては、時間外でも相談に乗ってくれるコーチばかりですし、時間を取って話をしてくれるスタッフがたくさんいます。

日々の努力でコーチから認められること

先ほども書きましたが、日々の練習態度でコーチから信頼され、良い選手だと認められることが大切です。その上で、日本よりは自己アピールの度合いを増すと良いと思います。これは文化の違いで、海外では『言わなくてもわかってもらえる』ということは、日本よりは少ないです。
『もっと強い選手と練習したい。』
『しばらくは基本練習をしっかりしたいけど、コーチはどう思う?』
『もっと高いレベルの大会に出たいんだけど、どうすれば良い?』
など、自分の希望や悩みを自分から言っていくことが必要になります。日本では言わなくてもわかってもらえることが多く、また選手も自分の考えを言葉にして言う癖が付いていないですから、この部分ではマインドを変える必要があるでしょう。

日本と同じこと+α

注意しなければならないのは、海外に来て開放的な気分になり、失礼な態度を平気で取ってしまうことです。また、海外の選手はラケットを投げたり、乱暴な言葉を吐いたりという先入観のみが先行して、自分もそのようにしてしまうこと。基本的には、日本にいる時と同じ態度で周りの人間に接して、良い人間関係を作っていくことが大切です。基本的に日本人の礼儀正しさ、真摯な態度は好かれています。プラスアルファで、少しの自己主張を見につけましょう。

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