いつも同じ負けパターンのジュニアの戦う能力の成長に必要なこと
それは、
試合の中でうまくなっていくこと
です。
テニスは本番の試合中に上手くなる
うまくなるのは練習中だけではありません。試合の緊張の中で、勝つためにベストを尽くすことで、勝つための戦い方を学び、身につけることができます。この『勝つために』というところが抜けてしまって、良いテニスをすることばかり考えてしまうと、いつも同じ負けパターンに陥ってしまいます。
自分の持っている能力を最大限に振り分けて戦う
勝つためには、自分の持っている能力を相手を上回ることだけを考えて配分する必要があります。その振り分けは自分の理想ではなく、今できることを踏まえて配分する必要があります。かっこいいテニスばかりに比重を置いて、粘り強くポイントの取り合いをすることを避けているようでは、成長はできません。
強くなるジュニア
現在、クロアチア遠征に来て、ヨーロッパ中から集まった選手達を見ていますが、強い選手は、自分がやりたいこととやれることの区別が感覚的に身についています。勝つためには、やりたいことだけをやっていても成長できません。
やりたいテニスだけではダメな過去記事
良いスパイラル
試合の中で、自分の能力の配分を学び、練習では、その能力自体をレベルアップできるように努力する。能力が上がったら、またその能力の分配を学んで高いレベルの大会で勝っていく。そんな良いスパイラルに選手を乗せて行きたいです。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方