絶対に負けられない戦いの前にお父さん・お母さんが気をつけておくこと
それは
プレッシャーが移らないようにすること
です。
伝染るんです。
お父さん・お母さんがプレッシャーを感じていると、お子様も普段と違う皆さんの言動に何かを感じてしまい、プレッシャーが伝染していきます。
コートに入る前に気持ちを作る
・勝利が優先か?
・満足いく戦をすることが優先か?
試合を前にして、こういう究極の選択が頭の中をぐるぐる回ります。みんなそうです。大切なことは、コートに入る瞬間までに気持ちを作っておくことです。朝早くから気持ちを作る必要はありません。あまり早くから準備すると失敗します。
シンプルで具体的な言葉
ジュニア選手に長いアドバイスをすると混乱します。試合前の声かけはできるだけシンプルな内容がいいですが、精神的なことよりも具体的な内容の方が良いと思います。
・×思い切っていこう→○相手がいるところでいいから振り切って打とう
・×慌てないでいこう→○コートの中の線を踏まないように歩こう
などなど具体的な方が実行しやすいです。。普段の練習からやっておくことが前提ですけど。
世界共通
低年齢の試合中に、選手がお父さん・お母さんの方をチラチラ見たり、負けだすと泣き出して、お父さん・お母さんに励まされたりするのは世界共通です。ヨーローッパのかなり上手い選手でもそうです。子供は子供です。親は安全基地であるべきです。真剣にサポートするあまり緊張が伝染ってしまうのは、ある意味しょうがないことですが、できることなら程よいプレッシャーで、良いプレイを引き出すような状況を作ってあげたいですね。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方