試合が近くなると、緊張から調子が悪くなるお子様へアドバイスする時に気をつけること
それは、大人は緊張しないのではなく、
緊張との付き合い方を知っているだけ
ということです。
試合が近くなると過敏になる
競技経験があると分かりますが、試合が近くなると
・普段は気にならないミスが気になる
・ボールを打つタッチが何かいつもと違う気がする
など、何気ないことに過敏になってきます。
側から見ると、その違いは大したことに感じないですし、そもそも普段からしているようなミスなので、それほど気にはなりません。
特に低年齢では差が出る
小学低学年や中学生くらいまでは、持って生まれた性格などで差が出ます。試合が近づいてもナーバスにならない選手もいれば、ものすごく過敏になる選手もいます。
世界中
それは日本人に限ったことではありません。緊張との付き合い方を学ぶまでは、みんな緊張します。そのため、クロアチアなどでは、低年齢の大会で過度な緊張を作り出さないような配慮があります。
クロアチアの素晴らしい低年齢大会について
①『MORE THAN TENNIS』というスムリクバボウルの素晴らしいスローガン!前編!
②『MORE THAN TENNIS』というスムリクバボウルの素晴らしいスローガン!後編!
緊張感を作っているのは環境
純粋なテニスという競技が持つ緊張以上に、環境が緊張感を高めてしまうことはよくあります。大人がたくさん見ている中で試合すること自体、かなりの緊張がプラスされると思います。それから、緊張は伝染するものですから、お父さん・お母さんもあまり緊張が表に出ないように付き合っていきましょう。そして、
緊張しない方法ではなく、緊張との付き合い方
を教えてあげましょう。
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