お子様にアドバイスする時に、大人のテニス・子供のテニスという使い分けは不要。

大人のテニスと子供のテニスを分類して、『子供にこんなアドバイスをしても良いのでしょうか?』という質問を受けますが、
テニスに大人も子供もありません。
同じです。
大人も子供も本質は同じ
ジュニアの頃は、入らなくても良いからしっかり打てば良い。そのうち入るようになれば、勝てるようになる。というようなイメージがあり、大人のテニスとジュニアのテニスを分けて考えてしまいがちです。

ヨーロッパ
スペインではジュニアの頃からミスはしてはいけないと口酸っぱく言われますし、戦い方についても教えてくれます。子供だから、思いっきり打って自由に戦うことが良いというようなことはありません。

子供は攻めていれば良い?
攻めていれば、良い作戦で、守っているのは悪い作戦?その試合、その試合の状況に応じてポイントに繋げられるのが良い作戦です。消極的な選手が勝つ場合もあれば、攻める方が勝つ場合もあるのがテニスです。

攻め方
入るようになった時に、それが効果的な攻撃につながるのか?相手が嫌がってくれるボールになるのか?という戦術的な視点は大人でも子供でも同じように必要です。

お子様にアドバイスする時
大人のテニス・子供のテニスという先入観を無くして、テニスというスポーツが持つ本質を、感じたままアドバイスしてあげれば良いと思います。
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