海外のジュニアはこの能力があるから強い、日本の環境で精神的に疲れてしまうジュニアに必要な能力とは?
それは、コーチやお父さん・お母さんとの
コミュニケーション能力
です。
コーチとの関係
先日のバルセロナでコーチをしている寺嶋コーチへのインタビューでもありましたが、海外のジュニアは、練習中、コーチに対して平気で意見を言います。やりたくないことはやりたくないと言うし、やりたいことは主張してきます。休憩も好きなタイミングでとりたがります。一見すると、我慢が足りないような印象を受けます。ですが、不平や不満を小出しにしているので、溜まって爆発するようなことも避けることができます。
協調性・手を抜かない
日本の練習環境で育まれるのは、協調性です。とても大切なことで、海外の練習環境でも、日本人ジュニアの協調性、コーチの言うことをよく聞いて最後まで努力する姿勢はいつも褒められます。
低年齢からの競技特化
世界中で、低年齢から特定のスポーツに特化して指導するスクールが増えています。指導内容も、難しくなるし、低年齢の頃から戦績も気にするようになっています。コミュニケーション能力を身につけて、コーチやお父さん・お母さんと、うまく話せる習慣を身につけることで、不安やストレスを溜めることなく競技を続けることができます。お父さん・お母さんとの日頃からのテニスに関するコミュニケーションも大切です。
そして以前の記事でも書いたように、強くなっていくジュニアは、コーチとのコミュニケーション能力も高かったです。自己主張はしますが、失礼な雰囲気はありませんでした。
時代にあったコミュニケーションの能力を
コーチと選手との上下関係、協調性と個人主義のバランス関係など、日本の環境でもこれまでの関係性から少しずつ変化をしてきています。日本では、海外のようになんでもかんでも主張できるような、雰囲気はまだありません。失礼なく自己主張できるようなコミュニケーション能力を身につけておきたいです。
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