ジュニアテニスで、思うように勝てない間に先読みしてやっておくと良いと思うこと。
テニスの上達には、ある程度の時間がかかります。球数を打たないといけないですし、負ける経験も必要になります。そんな時期には、テニスにだけ注力していると疲れてしまいますから、今後を先読みして少し視野を広げてサポートしてあげられると良いと思います。
テニス以外の夢中になれるものを探す
一つのことに全てを注ぎ込むことは、日本では美学のように言われますが、リスクが高いことも事実です。そしてスポーツ一筋でやってきたジュニアは、そのスポーツをやめた後、次の何かを見つけることができないという悩みを、スポーツ選手のセカンドキャリアをサポートしている方から、よく聞きます。テニス以外で夢中になれるものを作っておけると良いと思います。
勉強との両立
今やテニス王国の一つであるスペインのコーチもテニスだけでなく、勉強をするように言います。下の過去記事にも書いたように、それは、人生の選択肢を広げるためです。アメリカやスペインでは、驚くくらいテニスが強いのに、学力も日本の一流大学クラスのジュニアがたくさんいます。
トライ&エラーをする習慣
テニスで勝ち始める第一段階は、『ミスが減る時』です。その時が来るまでに、
・ネットプレイ
・ライジング
・守備的なテニス
など、ただ返すだけでなく多彩なプレイにチャレンジしておくと良いと思います。勝ち始めると、負けられなくなるので、プレイが保守的になります。早い段階からトライ&エラーの習慣をつけておくと良いです。
ヨーロッパ
学校とテニスクラブと家の往復ばかりの生活は、思考を固くしてしまいます。テニスの上達には、一心不乱になることが必要な時もあれば、柔軟な発想が必要な時もあります。ヨーロッパの選手は、休みを大切にしますし、練習と休みは1セットという考え方があります。日本人はどうしても頑張りすぎてしまいますから、思考のストレッチをしやすい環境作りは大切だと思います。
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