ヨーロッパのコーチが日本人ジュニアテニス選手が学んだ方がいいと感じていること
それは、
休むこと
です。
休めないことはマイナス評価
ヨーロッパの練習環境では、休養を大切にします。日本だと休まずに頑張り続けることは、マイナス評価につながることはないと思います。
休めないことはマイナス評価な過去記事
私の経験
14年前のバルセロナ留学時代、休日でも練習していたのは日本人だけでした。またアカデミーの練習が終わった後でも、ジムに行って1時間ほど筋トレをしていましたが、『やめろ』とまでは言われなかったものの、休むことは大切なのに、『なぜあそこまで頑張るんだろう?』と思われていたようです。日本人同士で休日にボールを打っていた時には、当時のヘッドコーチから休むように怒られたこともありました。
努力をひたすら足し算してしまう
現在は、テニスの練習以外にも、運動能力の向上のためのトレーニングや栄養学の知識を得たご飯作りなど、意識を高く持って努力できることが増えています。やるべきことはどんどん増えていきます。勉強時間も必要ですし、学校も行かないわけにいかない。結果、足し算ばかりになり、休む時間がなくなってしまいます。
うまく休んだほうがいいという過去記事
ヨーロッパ
子供達の生活は14年前と比べると忙しくなっているように感じます。テニスクラブの運営にも効率化が見られます。ですが、休む時にはしっかりと休みます。選手もコーチも長期休暇をしっかりと取ります。週末も休みます。留学中の子供達もクリスマスは、家に帰ります。
ヨーロッパの選手はしっかり休むという過去記事
難しい
こればっかりは、日本人の気質です。休むと不安になる気持ちは、ものすごくわかります。休んだほうが生産性が上がる成功体験ができると、うまく休めるようになるのかもしれません。でも難しいですよね。。。
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