ジュニアテニスで、お子様が一生懸命やっているのに結果に繋がらず、苦しい時に読んでほしいこと


テニスは個人競技のトーナメントスポーツ。補欠がなく、全員が試合に出られるのは良いことですが、上位に勝ち残ることができるのも数人です。思い通りに成果が出ない時がほとんどです。焦らずに、コントロールできることとできないことを整理してサポートして行きましょう。

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コントロールできないこと

頭の中を整理して、コントロール可能なことと不可能なことを理解しておくことは、大切なことだと思います。コントロール不可の大きな2つとしては、
・発育
・くじ運

です。

・発育
低年齢であればあるほど、発育スピードには個人差があります。±3歳とか±2歳とか言われます。また誕生月によっても影響があることはデータとして出ています。高校・大学と年齢が上がるにつれて、その差はなくなってきます。

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・くじ運
大きなポイントがかかる大会は年に数回、その大会でくじ運が良くないと、しばらくの間、苦しむことになります。私の経験では、実力通りのランキングに上がるまで3年くらいかかる選手もいました。

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コントロールできること

逆にコントロールできることは、
・自己肯定能力を高める
・結果に左右されず努力を継続すること

です。

・自己肯定能力を高める
結果よりも過程が大切だと頭ではわかっていても、結果が出ないとやはり落ち込んでしまうもの。ですが、過程を認めてあげることで、お子様の自己肯定能力を高めることができます。

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・結果に左右されず努力を継続すること
諦めないことを学ぶことも大切です。どんな時もコートに立つという経験は将来生きてきます。

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テニスはツール

競技ジュニアテニスは、時間的にも精神的にも負担が大きいです。競技ジュニアテニスというツールを生かすために、考えて行動できるのは、お父さん・お母さんだけです。休んだり、辞めたりという選択肢を用意してあげれるのも、お父さん・お母さんだけです。コントロールしてあげられることを整理してサポートしてあげましょう。

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