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それは、
観察力
です。

興味があるのでよく見る

テニスに興味があるので、テレビでよくテニスを見ます。また、プロの試合や全日本ジュニアなども見に行きます。興味があるので、選手の特徴なども明確に覚えています。どの選手がどういうプレイをするのか良く知っています。

真似る

観察力が高いので、見てきたプレイを真似ることも上手です。模倣する能力は、スポーツには大切と言われますが、真似が上手いのは、詳細なところまで観察していたり、目の付け所が鋭かったりするからです。

自分のテニスの話だけでなく、テニスの話が好き

テニスを主観的な視点だけでなく、客観的に捉えられているので、自分のテニスの悩みだけを話すのではなく、テニスの話全般が好きです。

ヨーロッパ

身長が大きくなかったアンヘルコーチは、現役時代、ライバルのプレイを観察することで弱点を見つけ出し、身体的なビハインドを補っていたそうです。身長163センチにもかかわらず、最高世界ランクは、４２位です。その観察力は、後のコーチ活動にも大きく役立っているということです。

理想は自発的に

試合を見るのが好きか嫌いかは、ジュニア選手自身の興味に左右されます。全日本ジュニアや、地域のトップジュニアの試合を見せようとしても、興味を示さない場合も多いです。観察力や吸収力を高めるには、自発的に見ることが必要ですが、『強制がないところに自主性は育たない』とも言われます。YouTubeで好きな選手の試合を見たり、生で世界のトップ選手を見たりとあれこれ機会を作ってあげられると良いと思います。