スペインジュニアテニス選手がラリー中、攻撃に転じる時に大切にしていること
それは
コートの中に入っていく動き
です。
その攻めは本当に攻めてるか?
選手は、一生懸命ボールを追いかけ、一生懸命打ち抜きます。ですが、それが相手にプレッシャーをかけることができているかどうかが重要です。ベースライン後方から低くて速いボールを打つだけでは、相手はあまり嫌がってくれません。
攻撃する時のポジション
攻める時はポジショニングが大切になります。余程のパワーがない限りベースライン後方からエースは取れません。ジュニア選手なら、なおさらです。コートの中に入っていく動きは、攻めるために必要不可欠です。
コートの中に入っていくことに関する過去記事
苦手なサイド
コートに中に入って攻撃するためには、得意なショットだけでなく、苦手なサイドでもポジションを下げすぎないことが求められます。コートの後方にいるということは、コートの中に入るまでの距離が長くなります。苦手なサイドで下がる癖がつくと、相手に狙われて、コート後方に釘付けにされることになります。
相手から時間を奪う
テニスの攻撃や守備は、『タイム&スペース』で説明できます。相手いるスペースを狙うことは、比較的、理解しやすいのですが、相手から時間を奪う感覚は、少し難しく感じると思います。エースを取れる選手とそうでない選手の差は、『相手から時間を奪う感覚』があるかどうかです。そのためにも、攻撃の時に『前に入る動き』は大切にしたいところです。
合わせて読みたい過去記事
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方