テニスの試合でパワーで負けている時に、スペインのジュニア選手が行う、参考になる戦い方
それは、
パワー対パワーの戦いにならないようにすること
です。
パワーだけでない
海外、クレーコートと聞くと、パワーテニスという印象が強いです。もちろんパワフルであることは否めませんが、パワー対パワーの勝負ばかりをしているかというとそうではありません。
自分のボールで勝負
相手のボールが速ければ、自分のボールも速くなる。遅ければ、自分のボールも遅くなる、という相手に合わせてしまうテニスではなく、いつも相手のボールを受け止めて、自分のボールで返球します。技術的には素早いテイクバックが必要になります。
コントロール、タイミングで勝負
パワーやスピードだけにこだわらず、
・ディレクションチェンジ
・打ちにくい高さに弾ませる
・コートの中に入って早いタイミングで打つ
など、ボールコントロールやタイミングを駆使してポイントにつなげます。
ディレクションチェンジに関する過去記事
多彩さで勝負
・ドロップショット
・ショートクロス
・スニークイン
など、力に頼らずアイディアと多彩な配球によってポイントを取る術を知っています。
低年齢から
もっと速いボール、もっとパワフルなショットを求めて行くことはいいことですが、テニスの勝敗は、パワーだけでつくものではありません。
・ボールへの入り方
・身体を開かないスイング
・正確なコントロール
などを駆使して戦うことで、パワー勝負以外の戦い方ができます。スピードやパワーで負けている時、無理してパワーで対抗せずに、勝つ戦い方を低年齢から学べるといいと思います。
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