競技テニスで身長が低いことに悩むジュニアへ
ジュニア選手は自分よりも大柄な選手にパワーで押されると、負けた原因を身長差に求め、打開策を失ってしまいがちです。
勝つための要素はパワーだけではない
低年齢ジュニアの頃は、自分を上回るパワーで先に打ち込まれると、それだけで相手の方が強く、自分は不利だと思ってしまいがちです。ですが、テニスで勝つために必要なのは、パワーだけではありません。
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引き出しを増やす
ビッグサーブやビッグドアハンドばかりに頼るのではなく、
・早いタイミング
・緩急
・角度
など様々な変化をつけていき、戦術の引き出しを多くすることで、パワーで劣る相手に対しても有利に試合を進めることができます。
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身長では劣っていても強い日本人選手から学ぶ
杉田祐一選手・・・173センチ
西岡良仁選手・・・170センチ
奈良くるみ選手・・・155センチ
土居美咲選手・・・159センチ
(全てウィキペディアより)
男子世界1位〜10位の平均身長・・・187.4センチ
女子世界1位〜10位の平均身長・・・178.4センチ
(2015.02.16のデータ)
引用元身長大学
日本人選手と世界トップ10の平均身長のデータです。高身長が有利と言われている世界のツアーの中、平均を大きく下回っていても、十分に通用している日本人選手がいます。
・スピード
・緩急
・タイミング
などで相手を崩すテニスはとても勉強になります。
身体の成熟度は必ず追いつく
身長に関しては、大きくなることに限界がありますが、身体の成熟度は、低年齢の頃は個人差があるものの、必ず差が埋まる時が来ます。諦めずにトライし続けましょう。
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