スペインのジュニアテニス選手がスペインドリルを行う時に大切にしていること


それは
テイクバックを作って動き出すこと
です。

テイクバックをしてからボールに向かって行く

テイクバックという言葉の定義が分かれるところですが、
①上半身のターンを作る
②ラケットは身体の横に(まだスイングアークは始まっていない)
③下半身も横を向いた状態

という形です。わかりやすくいう横を向いた状態ということです。

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テイクバックが遅いから振り遅れるわけではない

テイクバックを早く行うことは、振り遅れ対策ではありません。早く引いていても、振り遅れる選手は振り遅れます。逆にテイクバックが遅くても、タイミングを取るのが上手い選手は振り遅れません。

テイクバックが遅いと

ボールを待ってしまう。
①前には入れない
②後ろに下がれない
③コースを隠せない

などのマイナス面が生まれます。上記の①〜③は、ほんの一瞬の時間で行われることです。そのほんの一瞬の時間が作り出せると相手を上回ることができます。

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実際

スペインの選手は、実際のラリーや試合では、ドリル練習中のように極端にテイクバックを早く作らないケースが多いです。ですが、ドリル練習や培ったことにより、
①肩甲骨と股関節の適切な準備
②目の使い方

は、身体が覚えているために素早く正確な動き・判断が可能になります。

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