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それは、
試合中に戦い方を工夫できること
です

相手とのやりとり

テニスの試合には『相手とのやりとり』が存在します。ただ自分が持つ最高のボールを打ち続けるだけではなく、『相手とのやりとり』の中で相手を上回ることが求められます。必要なことはちょっとした工夫です。

相手の好きにさせない

相手のペースで試合が進んでいる時には、相手の好きにさせないような対応をすることも必要になります。
・速いテンポで決めてくる選手には、ラリーを長引かせることでペースを崩すことができる
・つなげてミス待ちしてくる選手には、ネットにおびき出すなどしてラリーを切っていく
というような工夫をするだけで、相手は思ったようにプレイできなくなり流れが自分に来たりします。

自分の良さを出す・相手の良さを消す

フォアが得意であれば、できるだけフォアを使うことで自分のリズムが出てきます。相手がバックハンドばかり狙ってくるなら、バックのストレートを打つことで、自分がフォアを打つ可能性を高くできます。そうやって自分のリズムを作ります。逆も言えます。相手の得意ショットの調子が良すぎるなら、そのショットを打たせないことで、相手のペースにさせないようにできます。

戦い方を変えられる勇気を持つ、練習をしておく

重要なことはパニックにならないことです。相手の調子が良すぎることで、パニックになり４ゲームや５ゲーム離されてしまうと挽回が難しくなります。同じ大会に出ている同士ですから、基本的にそれほど大差はないという心構えを持って、試合中に対策を考えて実行できればしっかりと戦えるはずです。試合開始直後であっても、勇気を持って戦い方を変えられるように、戦術に対する意識を上げておく必要があります。