ジュニア競技テニスで、中学・高校に進学するにあたって、テニス環境を整えたい時に読んで欲しいこと
現在、小学校時代は、テニスクラブの選手コースでしっかりと練習できる環境が整っています。ですが、中学・高校と進学して行くと、勉強や部活との兼ね合いを考慮に入れる必要があります。ジュニア選手の選択は多様性があった方が良いと思いますが、どんな環境にせよ、大切だと思うのは、
試合に出られる環境を作ること
です。
顧問の先生、学校のルールによる
中学や高校で学校の部活に入った場合、部活を休んでテニススクールの練習に行くことを許可してくれるケースとくれないケースに分かれます。それは学校や顧問の先生の考え方によります。週に3回はスクールの練習に行ってもいいけど、その他は部活に来て欲しいという折衷案を出してくれる先生も多いです。
軟式も多い
また中学では、まだまだ軟式テニスのみという学校も多いです。せっかくなら硬式テニスを続けたいところです。
ちょうど良い環境がない
小学生の時にスクールの選手コースで頑張ったジュニアにとって、
・中学や高校から始めた初心者と一緒にやるのは物足りない
・勉強も頑張りたいので、プロ目指してスクールでガンガンやっているジュニアにはついていけない
という少し中途半端な環境になってしまいます。
海外
アメリカやスペインでも、年齢が上がるにつれて勉強は忙しくなります。テニスをする環境は、日本よりは良いかもしれませんが、睡眠不足でなんとか練習しているというジュニアも多いです。大学進学を考えているジュニアは、平日も夜遅くまで、土日は一日中、課題に取り組んでいます。その合間を縫って、テニスの調整をして試合に出ます。強い選手は、結局、それでも結果を残します。
とにかく試合に出られる環境作りを
・協会の試合
・中体連や高体連の試合
・JOP大会
・草大会
など、大会はたくさんあります。例え試合に向けて満足な準備ができなくても、試合に出られる環境を作ってあげましょう。試合の中で上手くなって行くことも往往にしてあります。練習環境を整えることは一筋縄では行きませんが、定期的に試合に出ることは、探せばなんとかなります。
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