Tweet

それは
『やりたいこと』と『やってもらいたいこと』のバランスを取ること
です。

ジュニア選手

テニスに夢中なジュニア選手は、
・かっこいいテニス
・速いボール
・エースを取る
など、『やりたいこと』だらけです。トッププロの試合を見ると、スーパーショットに目が行き、憧れ、真似したくなります。

コーチ

競技テニスをやる以上、目的は勝つこと。コーチの仕事は勝たせることです。目の前の試合の結果にこだわり過ぎる必要はありませんが、ある程度は、良い波に乗せていかなければなりません。そのために、選手に『やってもらいたいこと』が山ほどあります。

乖離
テニスで勝つためには、ある程度の確率の高さが必要になります。やりことばかりやっていると、試合を台無しにしてしまうことも多々あります。反面、やってもらいたいことしかやれないと、自ら失敗する機会を失うことになるし、スポーツが持つ楽しさが薄れて行く可能性があります。

バランス

『やりたいこと』と『やってもらいたいこと』のバランスを取りながら、良い結果に結びつけて行くことが最短距離の上達であると言えるでしょう。結果につながる経験が増えてくると、２つの間に差がなくなってきます。