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それは
アドバイスの伝え方
です。

腑に落ちるタイミング

選手には、同じことを指摘されても、腑に落ちるタイミングと言い訳したくなるタイミングがあります。選手の腹にストンと落ちるタイミングを見計らってアドバイスします。伝えたい内容を落とし込むには、まず伝え方を工夫する必要があります。

言い訳したくなる時

ジュニアの選手は、攻撃したがります。確率が高いショットを冷静に選択できません。戦術を理解して、少しずつ相手を追い込んで行くことも苦手です。加えて、単なるダメ出しを受け入れられるほど、まだ成熟していません。そこを理解した上で、
・確率を上げるために足を動かす
・確率を上げるために戦術を学ぶ
・確率を上げるためにショットの使い方を学ぶ
などをアドバイスする必要があります。やりたいプレイに没頭している時は、少し様子をみた方がいいかもしれません。

伝え方

効果的な言い方としては、まずなぜそうしたのか？を聞くことです。そしてトライしようとしたことに関しては、肯定してあげましょう。肯定した上で、選手がやりたいことが、成果につながるにはどうすればいいのか？をアドバイスします。

正のスパイラル

やっていることが、成果につながることがわかると、努力することができます。色々ありますが、勝てば楽しい、それが競技テニスです。小さな成功体験の積み重ねが、モチベーションに繋がり、次のチャレンジ意欲が湧いてきます。そういった正のスパイラルに持ち込むためにも、アドバイスを送るタイミングを大切にしたいですね。