ヨーロッパのテニスコーチが指摘する日本人ジュニアが技術的に苦手なこと


それは
ベースライン後方でプレイすること
です

声を揃えて

日本人選手に対して、スペインやその他のヨーロッパのコーチだけでなく、海外で戦う選手のサポートをしている日本人コーチも、声を揃えて言うのは、相手の弾むボールに対してベースライン後方に下がった(下げられた)時の対応が苦手だということです。

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長い距離

ベースラインの後方に下がった状態から、相手コートの深くまで打ち返すには、
①長い距離を飛ばせる力
②軌道を上げる能力

が必要になります。どちらも簡単なようで、日頃から練習しておかないと、試合で急にできる技術ではありません。

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封じられる

相手の弾む深いボールに対して、
①下がって対応する
②深く打ち返す
③元の位置にリカバリーする

という対応ができれば、得意のライジングの攻撃を生かすことができます。ですが、この対応ができないと、良いところを封じ込められたまま試合を終えることになります。

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2年

ベースライン後方からプレイすることができる選手とできない選手が対戦すると、できない選手ばかりがいつもリスクを負ってテニスをすることになります。それ対して相手は、ノーリスクでつないでいるだけです。日々練習しておけば、数年で身につく技術なので、ベースライン後方でのプレイも練習しておくと良いと思います。世界を回り始めて気付いても、できるようになるまで2年はかかると言われています。

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