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低年齢でも大人と同じテニスをしている

低年齢カテゴリーでは、コートのコーナーに速いボールを打てる技術があると有利です。体格に比べてコートが広いので、追い付けないからです。ですが、身体の発育に従って、その優位性は無くなって行きます。しっかりラリーができないとポイントにつなげにくくなります。

自分次第のテニスをしている

低年齢の時は、パワーに限界があるので、スピンボールで返され続けると打つ手がなくなります。せっかく良いテニスをしていても、先にミスして崩れてしまいます。ですが、身体が大きくなってくると、少しずつ、意図した通りにポイントを進められるようになります。

メンタルが未熟

精神的に成熟してくることで、我慢のテニスができるようになります。低年齢のうちは、大人では理解できないような崩れ方や、不安に負けてしまうような負け方をしますが、そのような敗戦が少なくなってきます。良いテニスをしていたのに、メンタル面に課題があったけど、一生懸命そこと向き合ってきたジュニアは、成熟したメンタルで図太く戦えるようになります。

自分の頭

自分の頭で考えられるようになった時に、色々とアイディアを出しながら上達や勝利に結び付けられるか？も重要な要素です。低年齢のうちはある程度、勝ち方がシステム化しやすいですが、年齢があるにつれて複雑化して行きます。正解は無数にある世界になるので、自分の頭で考えられる選手は伸びる可能性があると思います。