後ろから前に入る動き (部活練習でやっていること)
部活の最初にはできるだけ簡単なボール出し練習で、後ろから前に入る動きを確認するようにしています。
①ボールが出たタイミングでボールから離れて準備する
②前に入ってボールに近づいてからスイングする
この繰り返しです。
この基本を練習の最初に行い、この動きをその日の練習のいかなる場所でも意識できるようにします。
みんな打つのは上手いのですが、競技テニスになれば、よりボールに体重がのり、よりスピードがあり、よりスピンが利いたボールが求められます。
打ち方には関係なく、ボールとの距離を取り、ボールに入って行く動きは徹底する必要があります。
選手が勝ちたい自分よりも強い選手は、良いボールを打っても必ず
・普通に時間を作って返される
・カウンターショットでかえされる
かします。
そのどちらを再度打ち抜くにも、自分が打った後に後ろに下がって距離を取り、ボールに入っていく動きが必要になります。
簡単なボール出しでのウォーミングアップの動きは、その後の負荷の高いボール出し、ラリー、ポイント練習全てに生かされます。
細かいフォームの修正も必要ないですし、週2回担当するだけの部活の練習には最適だと思って行っています。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。