もっとお外で遊ぼうよ~!


バルセロナ留学から帰国後、
小学低学年の指導には、
特に燃えていました。
今のうちに、
将来財産となるテニスに必要な感覚を
身につけてほしいと思っていました。
長期的に考えて、
この時期にしか身につかないであろう感覚を
なんとか伝えて、
大きく羽ばたいてもらおうと
勝手に息巻いていた。
二つほど、誤算がありました。
①短期的な結果を求める、社会的風潮。
②以外にみんな運動していない。
今日は②に注目してみます。
僕達はちいさい頃、公園でよく遊んだ。
暗くなって、
おかんが呼びにくるまで、
野球、サッカー、缶蹴り、
なんでもやっていた。
毎日、汗だくだった。
しかし、昨今の小学生達には
以外とそんな経験が少ない。。。
彼らにとって、外で汗をかいて遊ぶ。
それが、テニスを習いに行く
ということなのだ。。。
これでは、
総合的な運動能力がみにつかない。
テニスだけでは、偏りすぎだ。。
しかも、テニスとプールを合わせても
週に1回か2回。。
これで、テニスの基礎を身につけてもらおうとしても
限界があります。。。
社会的風潮で、
子供だけで外で遊ぶのは危険でもある。。
そして、運動する環境が、
いつも大人に見張られ、
大人に教えてもらう環境になってしまう。
ジュニアプレイヤーの
テニスの表現力を豊かにするには、
自分で考え、自分で行動することが
不可欠だと思います。
自分で考えたり、
誰かを真似したりする前に、
フォームを教えられる。
そのようにして、
テニスを始めてしまうと、
試合にでるようになって、
うまくいかない状況に直面すると、
すぐに良い打開策を
教えてもらいたがる。。。
コーチが何か質問しても、
正解ばかりを答えようとして、

(以前のブログに書いたように )自分の意見を言えない。。
運動する機会や環境が少ないことは、
体力面だけではなく、
結果として『自分で考える機会』をも
奪ってしまうのです。。。
ん~、もっと外で遊んでほしいな~!
怖いおっさんも家から、
びわを盗むなんて最高にメンタルと
戦略性が身につくはず!笑!
(あの時のおじさんごめんなさい。)
みなさんは子供の頃、もっと外で意味なく遊んでましたよね?
この意味なくってのが、
大切だと思う今日このごろでした。。

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