火曜日は技術系!
こんにちは!火曜日はてきと~技術系!笑!
今日は『つなぐ』について!
一般のテニスプレイヤーにとって、テニスの醍醐味は爽快感!
でもコーチは『ミスを減らして』といってくるし、
アドバイスはミスショットに対するものであることが多い。
コーチ達のほとんどは、試合の出場経験が豊富だし、
みんなそこそこ勝利の味を知っている人ばっかりだと思う。
(当たり前か!笑)
試合に勝っている人はテニスは確率のスポーツであることを知っているし、
プレイヤーとして日本のトップクラスにいっていなければ、意外と地味なテニスを
している場合が多い。
なのでどうしても、ミスを減らす『しっかりつないで~』的なアドバイスが増えてしまうのです。
ただこれがなかなかうまく伝わらない。。。
ミスを減らそうとすると、『爽快感』がなくなって楽しくないテニスになってしまう。
ジュニアプレイヤーにおいても、攻撃的なテニスをしたくても、『ミス』ばかりを指摘されると
できなくなってしまう。
でも、コーチ達は『爽快感』を奪おうとはしていないし、『攻撃的なテニス』を否定もしていないんです。
しっかり振り抜いているんだけど、確実にコートに入るボールで相手を動かしたり、
ミスを誘ったりする。そしてチャンスがれば、『爽快感』のあるショットで決めればいい。
それには、全体的な力加減やリスクの考え方などいろいろなことを覚える必要がある。
な~んてめんどくさいことはしなくていいと思います。
ではどうすればいいのか?
試合に出ればいいだけです。
そして『試合に勝つこと』が答えになります。
確率の低いプレイをしていては当然勝てません。
確率を前提にプレイしている人は、雑なプレイヤーと当たった時にすぐに見抜いてしまいます。
『あっ、この人はきれいなテニスをするだけ、勝てる、勝てる』
とあっさり見抜いてしまいます。
一見めちゃくちゃ速いボールを打っているジュニア選手でも、
粘り強いおっちゃんにあっさり負けたりします。
とにかく試合にでる。
そして、『爽快感』や『攻撃』など自分のこだわりと相談しながら、
勝つテニスを追求していく!
そうしていれば、コーチの言うことも理解できてくると思います。
コーチ達は『爽快感』や『攻撃』をやめて、『ただつなげ!』と言っているわけではありません。
早い段階で確率の理論に気がついてしまい、守備的なテニスで勝ちを重ねすぎて、
攻撃的なテニスにチャレンジできないジュニアもいれば、
小学生から試合に出ているのに、大学生になってもばかばかと打ち込むばっかりで、
自滅負けを繰り返す選手もいます。
ジュニア選手なら『俺は攻撃のみで勝つ』というこだわりだけでプレイするもよし。
一般の方なら『みんなで楽しくダブルスができれば、勝ち負けは別にどっちでもいい。』
というのでももちろんOKです!
試合にチャレンジしていれば、自分のこだわりも含めていろんな発見があります。
優勝する選手以外は全員負けを経験します。
負けると考えます。
すると『つなぐ』の意味というか、ニュアンスがわかってくると思います。
そうそう『つなぐ』のニュアンスを伝えるのが難しい。
これはプレイヤーが感じ取るしかない。
そしてその感じ取り方は、各プレイヤーによって違って当たり前です。
『つなぐ』なのか、
『展開する』なのか
『返してるだけ』なのか
『チャンスボールを作る為の一撃』なのか
打つときのシチュエーションによっても表現は変わります。
まあ、あとは自分で考えましょう!
(やっぱりてきと~だ!笑!)
そうやって自分のテニスを作り上げていけばいいと思います。
今回はなんかまじめに技術講座した気がする!笑!
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