日本では革命は起こらないけど。。。
こんにちは!水曜日は遠吠えブログ!
チュニジアでジャスミン革命が起きました。波及してエジプトでも革命が起きようとしています。どちらも、失業者が多い国です。エジプトは政府と大企業が癒着しており、富を独占しているらしい。そして、国民の20%、1600万人が貧困層である。30歳未満の人の内、20パーセントが失業中らしい。想像でしかないが、日本のように正社員志向が強い中での失業者ではなく、アルバイトもないという状況だろう。なんでもいいから仕事が欲しいのにない。そして政府と大企業がつながっていて、利益を独占している。革命が起こっても仕方ない状態。そしてこの状況を一気に革命運動に持っていったのがSNSだそうです。TwitterやFacebookで情報が回り、怒った市民が行動を起こしたそうです。真実が暴露された時、人々は革命に走った。
でもこれって、市場の原理最優先で成長してきた、善意の気持ちが市場の原理に押しつぶされた国家にはすべて当てはまる恐怖なのではないでしょうか?もちろん経済的に格差が少なく、失業率が極端に低くなければ、革命という行動に発展することはないかもしれません。ただ、TwitterやFacebookによって確実に真実が語られていきます。先日の佐々木俊尚さんのソニーは死んだ発言。茂木健一郎さんの新卒一括採用やめろ発言。上杉隆さんの記者クラブ問題。など、ネットメディアでは、この国の問題点、マスメディアではタブーとされ語られない問題点が語られ始めています。
でもその情報はまだまだ公にはならず、ネットメディア信者のみに伝わっています。まだまだマスメディアについていった方が、結局は幸せになれるとみんな思っています。しかし、今後日本でも失業者が増え、年金問題が悪化したりすると、一気にネットメディアに人が集まるかもしれません。日本の場合、政府と大企業が癒着しているとは思いません。でも、日本が発展して行く過程において、政府と大企業がつながってしまっていることは確かです。だからネットメディアの情報とマスメディアの情報は、違ったものになってしまう。僕はマスメディアの情報が悪いとは言っていません。ただ、物足りないのは確かだと思います。何か上手くまとめられたものであり、結局は個人個人に対する有益な情報というよりは、俺達の言うことが正しいんだと言うような雰囲気を感じます。
テニスというスポーツはマスメディアからの情報供給量はとても少ないスポーツです。マスメディアの特性上(これは悪いとは思わないです)伊達選手と錦織選手の報道がほとんどです。テニスは観戦するファンのほとんどが実際にテニスをプレイします。これは、野球やサッカーにはないことだと思います。ジュニアプレイヤーもたくさんいます。いったいどのくらいのプレイヤーにとって伊達選手や錦織選手の情報が必要でしょう?逆の言い方をすれば、自らのレベルアップの為にはそれ以外の情報が必要な方がほとんどではないでしょうか?
ちょこっと話がそれました。。。これは以前のブログでも書きましたね。今日言いたいのは、市場の原理最優先で成長してきた、善意の気持ちが市場の原理に押しつぶされた情報がネットメディアには溢れているということ。そして、その情報が満たされない者を奮い立たせた国家があるということ。これをテニス界に例えると、学校テニスやクラブテニスにおいての、市場の原理(私立の学校はもう市場の原理に飲み込まれている)に押しつぶされた、個々人に有益な情報がネットメディアにはあり、それが満たされない者を奮い立たせる素になりうるということ!
今日のあるジュニアのお父さんのブログにこんな記事がありました。以下に、要約します。
題名は『テニス界に、斎藤佑樹選手や長友佑都選手のような選手の登場を信じて・・・』です。斎藤佑樹選手は言わずとしれた、スター選手。大学を経て、今年プロ野球に入団します。そして、なんとあのインテルに移籍が決まった長友選手。長友選手は大学のスポーツ推薦が取れないほどの選手でしたが、その後の努力で今の活躍があります。そして全豪オープンでの波形選手。この3人に共通なのは、大学を卒業しているということ。大学スポーツからは、世界に通用するアスリートになれないという常識を覆してくれました。テニス界も学んで欲しい。
上手く要約出来ませんでした。。。すいません。原文を読んで下さい。こちら。。。
このブログから何を感じるかは、各人の自由ですがこのような情報はマスメディアには絶対に現れません。そしてこれは、友人のブログ!こちら。。。
信頼は否定よりも怖い。。。僕よりも歳下のコーチがこんなにしっかりと考えて指導にあたっています。マスメディアからの情報だけだと、先生(コーチ)について悪い情報ばかりが流れていると思います。その情報の偏りはある時、僕達の判断を謝らせる原因になります。
日本では、チュニジアやエジプトのような革命は起こらないでしょう。しかし世界でのこの動きは、僕達の生活にもメッセージを与えてくれています。テニスを頑張りたければ、しっかり教育させたければ、情報難民になってはいけないと思います。
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