めんどくさい!に正直に!


こんにちは!あ~面倒くさい。。。そう思うことって、日常生活では多いですか?実は僕はものすごく多いんです。この性格がわざわいして?今の楽しい人生があるんじゃないかって思うくらい。笑。
人間の生活ってこの『面倒くさい』をいかに乗り越えるかで、革新的な進歩と生産性を得てきたと思うんです。ものすごく解りやすい例で言えば、戦後の日本で三種の神器と言われた『テレビ』『冷蔵庫』『洗濯機』の存在がそれです。これがなかったら全国のお父さんは今頃、朝起きてすぐに、たらいを持って豆腐を買いに行かされたり、洗濯板を使って洗濯板させられたりしていたわけです。笑。
そして最近、この『面倒くさい』を乗り越えさせてくれたアイテムと言えば、iPhone!何か調べようとしても、パソコンの電源を入れて立ち上がるまでに1分かかったらやる気なくなります。生活のスキマ時間を使って誰かのブログを読んだり、Twitterしたり、そして自分のブログに挑戦しようにも、いちいちパソコンを持ち歩いてなんて面倒くさくてできない。。日本人は毎日、いちいち忙しいんだから。。。この面倒くささを一手に引き受け、僕をインターネットの世界に深くそして気軽に引き込んでくれたのがiPhone!ブログを書いたり、Twitterしたりとアウトプットの手段を手に入れられたことが大きい。アウトプット手段ができれば、インプットが楽しくなり、勉強意欲も湧いてくる。
僕が最近面倒くさいと思うのは、『テレビのリモコン』『自分の頭』そして『説明』
テレビというのは曲者で、便利なのか不便なのかわからない。ボタン一つで、なんとなく楽しそうな雰囲気を作りだしてくれる。その反面、自分のみたいものや、自分が興味がある番組がいつあるのか教えてはくれない。絶対に見るに値する番組は、自分で前もって探さなければならない。そして録画予約をしなければならない。同じメーカーのテレビとレコーダーを持っていればリモコンは一つですむ。しかし、最近我がマンションには、BSのデジタルを見る為にアンテナではなく、全戸にケーブルTVが配線されたからもう大変。いちいちケーブルTVのリモコンで番組予約をして、またレコーダーでも予約をしないといけない。そのまま録画できるケーブルTVのチューナーを借りるには月々2000円くらいかかる。その上、ケーブルTVなんて番組多すぎて何が自分にとって有益な番組か全くわからない。いちいち番組表なんてみたくないし。。。早くAppleとかが、見たい種類の番組や、ユーザーの嗜好に合った番組を自動で検索してくれて(iTunesのGenius機能やTwitterと連動するとか)、ボタン一つで録画や再生ができて、しかも民放だけでなく、BS、CS、ケーブルTV、ニコ動、ユースト全てに対応してくれる。。みたいなものを作ってくれないかな?そして、ボタン一つでiPhoneやiPadに転送してくれるみたいな。テニスを録画してiPadに入れて、レッスンに使いたいけど、DVDに落としてパソコンに入れて、変換してみたいにやってるうちに冷めてしまう。。。
テレビはこれくらいにしておいて。。そのうち誰かが発明してくれるだろう。次は『自分の頭』。最近、今までよりも難解な本を読むのが好きになってきた。しかし、お気楽な人生を送ってきたつけで、全く頭に入ってこない。読むのにものすごく時間がかかる。読みたい本は山ほどあるのに。。。これは、『自分の頭』を鍛えるしかなく、面倒くさいけど、頑張るしかない。
そして最後に『説明』。現代人の仕事のほとんどはこれに時間を取られているのではないか。クレームに対する説明。商品を知ってもらう為の説明。なぜそのような処方をしたのかの説明。なぜ、そのようなアドバイスをしたのかの説明。いつからか、そのような『面倒くさい』ことが必要になってきた。相手が望んでいない場合もだ。学校の先生や塾の先生は、どうしてあの時にそのような教え方(怒り方)をしたのかを聞かれた時用に、書類を作っておかなければならない。お医者さんも、なぜこの子にこのような薬を渡すのか、親御さんに説明しなければならない。確かに、必要なことではあると思う。でも説明された方も、100%理解できるのではなく、こんなに一生懸命説明してくれるのだから信頼してもいいだろうという納得の仕方が多いように思う。電化製品の保証の説明なんかも長々とやってくれるが、結局は壊れてみないとその後の困難や処理なんてわからない。要するに、説明する側は自分の仕事ぶりの完成度をアピールする為に説明しているのであり、相手が求めていなければ内容は理解されず、その話し方や態度で信頼度を上げているにすぎない。あ~、面倒くさい~!
先日小学生の女の子を教えていた時のことです。フットワークが悪く、すぐに足が止まってしまう。反応をよくしたいと思ってレッスンしていました。お母さんからこんな質問が入りました。相手が打つ瞬間、どこを見るんですか?(あくまで、僕の指導方法であり正解ではないです。)
①ありきたりな答えをするなら、ボールをラケットが当たる場所。
②でも周辺視野という概念もあり、ぼんやりと全体を見る中で、ボールとラケットが当たる場所に照準を合わせる。
③でも①と②をしっかりと説明するには、周辺視野なるものを長々と説明しないといけない。
④小学生にそんなもん理解できるわけもなく、でも聞いてくる保護者も無下にすることはできない。っていうか理解して娘さんに教えてもらいたい。
⑤レッスン時間は1時間しかない。
⑥子供自信には、言葉で理解するよりも感覚で体得してもらいたい。
一瞬の間に①~⑥が頭の中を何周もする。。。あ~面倒くせ~~!
世の中、一生懸命仕事に取り組んでいる人ほど、こんな面倒くさいスパイラルに陥るのではないでしょうか?やりたくないから面倒くさいのではなく、やる気まんまんだから面倒くさいんです。
誰が考えても、戦後の三種の神器や自動車、iPhoneなどは仕事の生産性を上げて、生活を豊かにしてくれています。『自分の頭』は面倒くさがらずに、自分で鍛えるしかないです。でも『説明の面倒くさい』はなんとかして解消すべきかな?と思う。そんなことしたら仕事がなくなる?いやいやそんなことしてると国際競争力がなくなると思う。そのことは巡り巡ってテニスに通じてくる。テニスの指導に巡ってくる。ジュニアの育成に巡ってくる。子供の教育に巡ってくる。ということは、この問題を解決できれば、テニスや教育の生産性が上がるということだ!
なんかいい方法ないかなぁ~、って考えることは全然面倒くさくないのにね。。。

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