金曜日はてきと~技術系!
こんにちは!3日間の休校日を終えて今日からまた平常通りです!
この3日間の休みを利用して健康診断に行ってきました!
人生初の胃カメラ!なめてました!笑!
20歳くらいの若い看護婦さんの前で、ゲーゲーと涙ながらに。。。。
まあ、詳しくはレッスンで!(別に聞きたくないか。。。)
今日のてきと~技術は「試合形式の練習」について。
テニスプレイヤーには2つのタイプの選手がいます。
練習が好きな選手と試合が好きな選手です。
とにかくしっかり練習してから、試合をしたい人と、
いきなりでもいいから試合をしたい人に分かれます。
スクールなどでは、当然のようにまずは基本練習から入ります。
基本の応用として試合が存在します。
しかし、テニスというスポーツはまず試合ありきです。
テニスという試合があって、その試合に必要な技術習得に基本練習が必要になる
というのが、適切な順序です。
でも、まあテニスを楽しんだり、上手くなるというイメージには、
打ち合いというかラリーの印象が強いですよね。
かっこよく試合して勝つというよりも、かっこよく打っている自分を想像する方が
イメージしやすいです。
これは日本人がテニスを始めるときの、既成イメージだと思います。
ということは、試合というのはやっぱり応用練習であります。
まず試合ありきというのは、理想論ですよね。。。
さて、試合形式をするとそのプレイヤーの「ゲーム性」が現れます。
基本通りボールを確率良く返す人もいれば、
TVでみたプロを真似してガンガンかっこいいテニスをする人もいる。
その過程で、かっこよさを求めるプレイヤーは確率を学ぶことになり、
確率ばかりを求める人は、かっこよく展開していくことを学んでいきます。
要するに自分に足らないことを学んでいきます。
確率を学ぶことはある意味でつまらない作業です。
爽快感はありません。
そして、ある程度確率良くプレイできる人が「ゲーム性」を学ぶ作業は、
未知の世界への挑戦であり、不確実性への挑戦に似てます。
ポーチに出たいのに、出られないというのがその代表的なものであるような気がします。
ポーチに出なければ、自分が失敗する確率は0%。
でも自分が決められる可能性も0%。
ポーチに出れば、自分が失敗する確率は上がります。
でも自分が決められる可能性も上がります。
この考え方がプレイヤーを苦しめるんですよね~。
てきと~アドバイスしますよ~、笑!
ポーチで出れば、攻撃的なプレイをすれば、クリエイティブなプレイをすれば、
自分自身がそうする確率が100%になるだけなんです。
そのことと、そのポイントをとれたかどうか、または試合に勝ったかどうかは、
全く関係ないんです。
ポーチしなかったら、味方への負担が増える。
一度ポーチして失敗した方が、相手へのプレッシャーになって良い。
(あとはいつも教えてもらっているコーチの方が詳しいはず。。。笑)
要するに、自分のイメージ通りのプレイをすることをまずは覚えるべきだと思うのです。
まずは、そのイメージを育むことが試合練習の目的です。
ああやってくずして、こうやって展開して、最後はバシッと決める!
こういったイメージをしっかりと構築できるようになることが大切です。
そのイメージは、その人の持つ性格や、センス、
今まで見てきたテニスやその他のスポーツ、今まで取り組んできた趣味など、
さまざまなことが影響されて構築されます。
めちゃくちゃでいいんです。なぜめちゃくちゃでいいのか?
それは、最初に述べた「未知の世界への挑戦や不確実性への挑戦」の方が、
「つまらない作業である、確率を覚えること」よりも困難だからです。
将来プロテニスプレイヤーを目指すなら、
この両方を最初から取り組んでいく必要があるかもしれません。
(まあ、いろんな方法があると思いますが。。。)
「未知の世界への挑戦や不確実性への挑戦」は、
「つまらない作業である、確率を覚えること」の向こう側にある。
という考えもできます。
でもほとんどの日本人プレイヤーには、未知の世界への挑戦は困難です。
試合練習では、しっかりとイメージを育みましょう!
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