木曜日は本の紹介!(為末大さん)
こんにちは!木曜日は本の紹介!
今日は本というか、ブログの紹介!
侍ハードラー為末大さんのブログです!
(有名人すぎてリンク貼るのは、はばかられるので、ググってください、笑!)
言わずとしれた、世界選手権の銅メダリスト!しかも2度も!
しかし、ブログに書いてあることは、努力や根性などの綺麗事ではなく、
為末さん自信が競技生活で感じたことを、素直にそのまま本人の言葉を使って書かれています。
はっきり言って、それはタブーでしょ?みたいなこともどんどん書いています!
最新記事の駅伝における、日本の企業スポーツの問題点を論ずる内容も本当に興味深いものでした。
以下に引用します。
長距離選手の一年を追いかけますと、3月から9月までは私達と同じシーズンを過ごし、
そしてそこから今度は駅伝シーズンが始まります。
一応駅伝が終わるのが1月の始めの実業団、そして3月あたりからまたトラックシーズンが始まります。
駅伝に偏っている、そしてシーズンが長過ぎる。
この2点から日本の選手は長期戦略を持てず、かつ駅伝用に偏る事で、
トラックでもマラソンでも通用しなくなってきました。
(途中省略)
例えオリンピック選手であれ、冬は駅伝に出られるかどうかが
就職できる条件として突きつけられているのを何度も目にしました。
そうして出来上がったのが、10000mの世界ランキング100位には一人もいないのに
100位から300位に無数にいる日本選手達の存在でしょう。
企業は、選手の世界進出を助けることが目的ではなく、あくまで企業の宣伝が主たる目的です。
世界に飛びたして結果を出したければ、東京マラソンの川内選手のようにリスクを犯して努力するしかない。
為末さんは川内選手の活躍を以下のように述べています。
私には川内選手のやった事は、4月一斉入社の新卒一斉採用から外れてしまった学生が、
一発ベンチャーで当てて一流企業に就職した同級生に勝ってしまったような構図に見えるのです。
僕もリスクをとった川内選手はすごいと思います。
テニス界も同じで、男子は女子に比べて、どうしてもリスクが取りにくいのが現状です。
ベタな理由ですが、結婚して家庭に入るという道がないのは、
案外というか、かなり大きいのかもしれません。。。
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