月曜日は本の紹介!
こんにちは!今日はなんだか少し暖かい。
さて今日紹介する本はこちら!
- 1日で感動的に声がよくなる!歌もうまくなる!!/堀澤麻衣子
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
僕は基本的には、自分がどう見られているのかには無頓着な方なので、
自分の声は気にしたことがなかった。ではなぜにこの本を手にとったのか?
この本を共著で書いている司拓也さんを知っているからだ。
巻末のプロフィールにも、元テニスコーチであることを明かしている。
シンプルな理詰めのテニスで、僕もバックハンドのスライスを教えてもらった記憶がある。
僕はこのような、1日でよくなる系の本は、眉唾もんだなぁと思い手にすることはないんだけど、
司さんの『労働組合議長時代の声に関しての悩み』のエピソードを聞いて、読む気になった。
プロフィールには以下のように書いてあります。
大手保険会社勤務時代、労働組合議長に着任。経営陣との交渉で、
声が小さい・影響力がないなどに悩み、堀沢のレッスンを受講。
声が劇的に出しやすくなったことに衝撃を受けボイストレーナーとなる。
僕はこういうストーリーに弱い。。。拓さん悩んでたんだ。。。
相談してくれれば。。。なんて僕に相談されても、なんにも役に立てないんだけど、笑。
さて本の内容だけど、『声の出し方』をメインにその方法を教えてくれる。
一度、講義受けに行きたいなぁなんて思ってしまうほど、丁寧に書かれている。
確かに、話し方や話す内容に関してはよく考えるけど(ほんまか?笑)、
自分の声にはあまり注意したことがない。
テープにとって聞く勇気もない。。。
さっそく2、3試したい声の出し方が見つかったので、今日のレッスンから試してみよう!
そして本に書いてあった言葉。
人は、言葉だけでコミュニケーションをとっているのではない。
その通りだと思うし、それには『声』はかなり重要な要素になる。
スペイン留学から帰ってきた当初の『声』と、
それから7年たった今の僕の仕事中の『声』が違っているのは、
自分でもよくわかっている。
あの頃の自分の『声』の方が、今よりも良かったと思うけど、
あの頃の『声』に戻りたいとは思わない。
次なる自分の『ええ声』を、探し求めて生きる作業も楽しい。
あの頃は。『ええ声』した兄ちゃんだった。
次は『ええ声』したおっちゃんになる!
この本のおかげで、『声』の大切さに気づき、そんなことを考えちゃった!
P,S,
大学生の頃、何回チャレンジしてもこの司拓也さんにシングルスで勝てなかった。
サーブ&ボレーで攻められ、ラリーができずチャンスがなかった。
江坂のコーチ全員でのシングルス大会の準決勝で初めて勝った時のことは今でも覚えている。
前年、予選リーグで3敗した僕は、練習しまくり、準決勝で拓さんに勝ってそのまま優勝する。
お客さんもたくさん見に来るその大会で、アシスタントコーチの身分の僕が優勝するんだから、
当時から空気読まない奴だったんだなぁと、苦笑いしながら思い出す。
優勝しても、レッスン中に人前で話すことは苦手だった。
当時はどんな『声』をだしてたんだろう?
先輩コーチからは、ふてぶてしくて生意気な奴とレッテルを貼られていた。
自分で思い出しても、だるそうな『声』をだしていた記憶がある。すいません。
『声』は成長していく。
全く自分のことを話そうとしなかったジュニアがある時から、
急に話だしたりする。
その『声』を聞くと、こっちまでうれしい気持ちになる。
その子の成長が感じられるからだ。
『声』は成長する。。。
勉強になりました!拓さん!
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