金曜日はコーチの技術公開!
こんにちは!金曜日はコーチの技術公開!今回はアドバイスの量について。
練習中にアドバイスをする時の、アドバイスの量は多い方がいいと思いますか?
それとも少ない方がいいと思いますか?これには正解はありません。
アドバイスを受け取る人によるからです。
当然のことながら、一度にたくさんのアドバイスを気をつけながら練習することは困難です。
プロコーチであればあるほど、的確に要点をついたアドバイスをしようとします。
僕も専門家のはしくれとして、それなりに要点をついたことを言いますが、
それが成功するとは限りません。
もちろん、専門家の考え抜かれたアドバイスは価値のあることだと思います。
でも、それが一方通行である時は、あまり意味をなしません。
専門家であるがゆえに、プレイヤーのテニスの理解度を無視してしまうことがあります。
小難しくなってしまうのです。
その小難しい感じが好きな人もいれば、そうでない人もいます。
簡単なことをたくさん言われて、そのうち自分が理解できることを取り組むことが好きな人もいます。
要点をついて上達しやすいように言葉少なにアドバイスしたつもりが、
プレイヤーにとっては、当たり前のことをそっけなく言われたと感じてしまうこともあります。
理解してもらおうと、長々と説明しても、なんか長すぎて理解できないと思われてしまうこともあります。
なので、みなさんが友達やお子さんにアドバイスする時は、
数打ちゃあたる方式でたくさん言えばいいと思います。
大切なのは、前回のブログでも書いたように『共有』することです。
相手が、自分のしたアドバイスになんらかの反応を示した時に、
しっかりとリアクションをとってあげることです。
主人公はプレイヤーであり、コーチはサブキャラです。
数打ちゃ、必ず当たります。
アドバイスが効果的であったかどうか、成果がでるかどうかは、『当たった』あとに決まります!
注意深くプレイヤーを観察して、『当たった』と思った瞬間にいいリアクションがとれるように頑張りましょう!
iPhoneからの投稿
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。