月曜日は本の紹介!
こんにちは!GWは、テニス三昧できてますか?
このブログが更新されるころ、僕は飛行機で関東に向かってます。
Twitterで知り合った人に会いに行ってます。
詳しくはまたこのブログで紹介していきます。
さて、今日紹介する本はこちら!
- 未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論/岡田 斗司夫
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
この写真では、岡田斗司夫さんの名前しかないですが、
小飼弾さんとのインタビュー形式で本は進んでいきます。
岡田斗司夫さんは、以前のブログでふれた評価経済の提唱者です。
小飼弾さんは、プログラマーでブロガーで書評家でと色々な顔を持つ方で著書も多数ありますし、
沢山持ってます。またこのブログでも紹介していきたいと思います。
行きづまる日本経済、社会について2人が語り合ってます。
面白かった部分を紹介します。
岡田 僕は、そろそろ「本当は仕事なんて必要ない」と言い始めてもいいと思っているんですよ。
働く必要がなくなりつつあるのに、働こうとしているから不幸なのかも知れない。
会社の内部をみてみると、日本では仕事のために仕事を作っているパターンが多い。
そうやって大きくなってしまった会社をなんとかしてキープしている。
そして社会全体で見ると、サービス業が多い。
実際、生きていくためにはなくても困らない職種がたくさんある。(あきらかに墓穴を掘っているが。。。)
サービス業で稼いで、サービス業に稼いだお金を使う。
そんな流れやめてしまおうということだと思う。
小飼 人にカネを出して買ってもらえるレベルが格段に上がっていますね。
コンテンツが無料になっているという話にもつながってくるんだけど、
昔ならしょぼいものでもカネを払ってもらえたのに、
今はすごい出来のものが無料で提供されています。
僕自身、いつも自分に問いかけていることなんだけれども、
自分の仕事で生まれる価値を自分自身で買えるか?ということだ。
わかりやすく言うと、自分のレッスンを自分で受けたいと思うかということ。
みんなが収入が下がる。でもみんなの消費のハードルは上がる。
これではもうこれまでの『お金の流れ』はもう、どん詰まりだ!
テニスの技術的な情報も、無料で手に入れようと思えば可能だ。
すべての業種で、自分でも買いたくなる商品を作ることが必要になってくる。。
テニスコーチにもこの想いは必要です。
そしてプロを目指すジュニアにはこう伝えたい。
自分がお金を払ってでもみたいと思うようなテニスをして欲しい。
不謹慎な発言に聞こえるかも知れない。
一生懸命さが伝われば、お金に変わらなくてもいいじゃないか、と言われればそれまでです。
でも今のジュニア世代はある意味で、
教師やコーチを『値踏み』する感覚が備わってます。
なぜそう思うのかについては、長くなるのでまたブログに書きたいと思いますが。。。
なので、『自分がお金を払ってでもみたいと思うようなテニス』という表現でピンとくると思うのです。
マイケル・チャンの必死さ。
ハイメ・イサガのクレバーさ。(ちょっとマニアック)
鈴木貴男のこだわり。
金子英樹の知略。
ちょっと思いつくだけでも、僕がお金を払って見たかったプレイヤーはたくさんいます。
逆に、強いけれども別にお金を払ってまではなぁ。。。というプレイヤーもいます。
自分がお金を払ってでもみたいテニスプレイヤーを、ジュニアには目指してほしいです。
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