インスタントで時間貧乏2
前回の『インスタントで時間貧乏』の内容について、Twitterでご意見をいただきました。結局、ブログというもの自体もインスタントであり、iPhoneなんかも時間貧乏を助長しているのではないかと。。。(勝手に要約しました、内容ズレていたらすいません)
僕はこれについては、逆の発想で、iPhoneなどの最新ガジェットは、消費時間を短縮してくれる時間リッチ補助ツールだと思っています。ただ気をつけないと、ひっきりなしにTwitterのタイムラインをチェックしてしまい、無駄に時間っを使っているように感じてしまいますが。。。
僕がiPhoneを持って大きく変わったことは3つ。
⑴Twitterで日本中のテニス仲間(コーチやプレイヤー、ジュニアの親御さんなど)ができ、いつでもコミニュケーションがとれるようになったこと。iPhoneがなければ、職場のコーチ以外とコミニュケーションする機会なんてなかった。
⑵RSSリーダーを使って、色んなブログを読むようになった。ブログはテニス関係とそれ以外で半分ずつくらい。これもPC立ち上げていちいち読むのは骨が折れる。。。iPhoneがなかったら、こんなにたくさんの量は読めないと思う。
⑶自分でブログを書くようになった。なんか、空き時間に思ったことを書く練習として始めたんだけど、意外と続いている。メッセージやコメントが届くこともあるけど、基本的には自分の思考の格納庫のような感じで書いているので、何を言われてもあまり気にしていない。何年かしたあとに、赤面しながら読み返すことになると思けど、笑、無駄になる気はしない。
とりあえずこの3つに関しては、iPhoneがないと絶対にやっていない。おいらはめんどくさがり屋。(自慢ではなく)でも興味や向上心はそこそこある。それをつなげてくれたのがiPhoneです。PCなんて立ち上げてから使い出せるまでに1、2分かかる。それに持ち歩けない。(ちなみにMacBook Airにすると、起動が1秒。毎日使うと、365日×2分、電源オフ時にも同じだけ時間がかかるとすると約24時間になる、丸一日得をする)iPhoneのおかげで、新しいことにチャレンジできたし、隙間時間をリッチに使えるようになったと思う。
要するに、iPhoneによって時間リッチになるようにすればよくて、時間貧乏にならないようにすればいいのかなぁ、なんて思う。それは、使いながらそうなるように学んでいくしかない。基本的には、情報スルー能力をつけて、不必要なものを判断して流して行けばいい。練習してiPhoneが創り出す世界を、自分用にアレンジしていくことが大切だと思う。
さて、僕が思うインスタントってのは、iPhoneが創り出す世界とはちょっと違って、『等価交換』という概念が生み出すもの。どんなことでもすぐに『等価交換』するとどのくらいになるのか、考えてしまう。
例えば、休日に仕事が入る。別に断っても良いんだけど、休日出勤で給料に影響するし、やることにする。そうやって、上がったお給料で生活に絶対に必要なものではないものを買ってしまう。このような場合、物質的にはリッチになってますが、時間的には仕事の時間と買い物の時間が無駄になってます。その時間で、ぼけぼけと『原発問題』におついての自分の主張を持つ時間に費やした方が、時間も思考もリッチになるのではないか。(僕はそんな領域には全くいませんが、笑)
その時間を他のことに使うことで、日々仕事に追われる毎日から抜け出せるきっかけを得られることは間違いないと思います。生活などの不安から抜け出せることとは違いますよ。僕が見てきたバルセロナの人々は、生活の不安はあると思いますが、時間も思考もリッチなんです。
ある日、あまりにも祝日が多いので、我慢できずに休みなのに日本人2人で練習していて怒られたことがありました。『休みの日は休め!』って。。。日本なら褒められる所ですよね。彼らは直感的に時間や思考が貧乏になる境界線を知っている。日本人はそれを知らないから、その見えない境界線を超えてどんどん進んでいく。気がついたら何かものすごい閉塞感のある社会になっている。
せっかくGDP3位の国なんだから、もっとリッチの感度をあげていけばいいのにと思う。お財布にお金がたくさんあるだけがリッチではない。(ありすぎても困ることがないのもお金なんだけど。。。)努力は必ず休養とセットになっている。それは、思考や行動を負のスパイラルに乗せないようにするには必要不可欠なんだと思う。
こんなことをiPhoneに向かって30分くらい書いている。この30分は時間貧乏への道なのか、リッチへの道なのか。僕はバルセロナの街の人ではないのでわからない。でもね。近づいてると思うんだ。少しづつ。。。
iPhoneからの投稿
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