そういえば、いつぞやの書き込みに。。。
こんにちは!
そういえば、ふと思い出したんだけど、ずいぶん前のこのブログへの書き込みに、僕はなんでもかんでも社会で起こってることをテニスに結びつけすぎて駄目だ、的なことが書かれていた。そして最後には、僕への激励文であると書かれていました。もちろん激励文として受け取りました。なんでもかんでも結びつけすぎな部分はあったと思います。社会で起こっていることをあまりにも、悲観的にテニスと結びつけることはよくないことです。
バランスが大切です。
ジュニアも大人もとりまく社会的な状況は日々変わっていきます。最近のジュニアは特に、日々の予定がぎっしり詰まっていて、大人より忙しそうにしています。学校、テニスクラブ、塾。その3つが異なる場所にあり移動時間を考えると、食事や睡眠時間が削られていくという悲惨な状態。そしてそれぞれ学校と塾とテニスクラブが連携を取り合っているわけではないですから、子供たちの生活の全体像がいまいち見えてきません。それってお互いにとって最も必要な情報だと思うんですけど、なかなか連携はとれません。
加えて、不況により家庭のお財布事情もシビアになってきているので、できるだけコストがかからない習い事が必要になってきます。
一般の方のテニス事情も変化が見られます。おそらくみなさん仕事の忙しさが増しています。ノー残業デーの水曜日や平日のラストの時間帯に人が集中して満杯状態。でも他の時間帯はガラガラというアンバランスな状態になっています。以前はもっと分散していたのですが、リーマンショック以降このアンバランスには拍車がかかる一方です。せっかく仕事を終えてきていただいてる方達には広々とプレイしてもらいたいのですが、なかなかそうもいかない状態です。
さてジュニアに話を戻します。
テニスにしても勉強にしても、日常生活あってのものです。現代人の生活習慣病みたいな形で、大人向けの記事はよくありますが、忙しすぎる子供の生活習慣についての記事はあまりお目にかかれません。どのくらいのバランスで習い事をすればいいのか、年齢的にどのくらいの睡眠時間は必要なのか、激しい練習をしても問題ない年齢なのか、等々必要な情報は山ほどあると思うのですが。。。
どなたか知識豊富な方が、『子供の生活コンサルタント』なるものを起業して、その子の生活をしっかりとサポートして情報を学校や塾やテニスクラブ共有できる仕組みでも作ってくれないかなぁ。。。フェイスブックなんか使って、その子のページにその子に携わっている先生、塾講師、テニスコーチなどがコメントし、情報交換できる仕組み作ってくれないかなぁ。。。
勉強の世界のことは、そんなに詳しくないですが、子供の人数はこれからますます減少していきますから、学校は生き残るには子供を集めなければならないです。取り合いです。テニスに関しては、とにかく結果にシビアになってきている気がします。それ自体は悪いことではないと思いますが、指導する側は、その社会的な流れをうまく見つけて、それにある程度沿っていくしかないです。中村藍子選手は、『中学までは勝たなくても良い』といわれていました。もうそんな台詞が受け入れられるような社会背景ではなくなっています。それを、『悲しい』と思うか、『うれしい』と思うか、『まあ、そんなもんなんだろ~な~』と思うかは、各人の自由です。
今後もどのような流れになっていくのかは、わかりません。
予想はできます。また機会があったら記事にして、大外れしたいです。笑。
感じるのは、なかなかに速いスピードで社会通念が変化していってるなぁ、ということです。
P,S,
後日、見知らぬ第三者から、このコメントへのフォローがコメントされていた。テニス界は憂うことも沢山あり、僕はそのことを嘆いているだけだと、優しくフォローしていただいていた。最近、そのフォローコメントしてくれた人がどなたか判明した。このブログを書いている人。最年少プロとして頑張る辻佳奈美選手のお父さんでした。ふとした出会いでしたが、それから彼女の動向からは目が離せません。世界で戦うなんて、厳しい×100くらいの世界です。でも前向きに一ファンとして応援していきます!近い将来、グランドスラムの放送で応援したいですね!
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