金曜日はコーチの技術!スキャモンの発達曲線3!ポストゴールデンエイジ!
こんにちは!
さてさてまたまたこのグラフの登場です。
今日は13歳ごろから15歳くらいまでの、
ポストゴールデンエイジと呼ばれる年代について。
この時期は、グラフを見てもわかる通り、
一般型とまとめられる骨格や筋肉、呼吸器や消化器が発達してくる時期です。
この時期を一言でいうと、難しい時期と言えます。
まず、自尊心が強くなります。思春期です。
そしてクラムジーと呼ばれる症状がでる場合があります。
クラムジーとは、
骨の成長に筋肉の成長がついていかずに、
身体のバランスが崩れ、
今までの感覚ではできた技術ができなくなったり、
上達に時間がかかったりする状態です。
指導者は、クラムジーや思春期を念頭においておく必要があります。
この時期に向いている練習としては、筋肉が発達してくるため(特に男子)、
習得した技術のスピードを上げたり、強度を強くするといいでしょう。
テニスで言えば、反復練習が効果を発揮するでしょう。
(ただしスピードを上げるのか、パワーを上げるのかの意識付けは必要)
そして戦術などへの理解もかなり上がってくる時期だそうです。
以前にも書きましたが、発育には±2年の個人差がありますから
筋肉の発達などは、見極める重要な要素になりそうです。
競技テニスを小学生から始めたジュニアが、
テニスを離れるのもこの時期です。
肉体的にも精神的にも難しい時期なのでしょう。
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