負けることを消化する
こんにちは!
競争する。競い合う。競技テニスで育まれる能力の一つだと思います。厳密には、競争することによって育まれる能力が大切だと思います。しっかりと競争ができない人には、欠けている能力があると思います。負けることを消化する能力です。
負けを極度に避けようとすると、勝負そのものから逃げようとしてしまいます。試合中にそうなる場合もあれば、試合の一週間前には態度に現れる場合もあります。
もともと持って生まれて、競争が大好きという子もいれば、そうではない子もいます。三度の飯よりも勝負が好き!みたいな子は1%もいないでしょうから、ほとんどは競技をしながらこの能力を育んでいくことになると思います。
『負けることは積み重ねを否定されることではないということ 』
『テニスの成功の一部には、負けることも含まれるということ』
を時間をかけてゆっくりと理解と体得していくことが必要です。
頭では直ぐに理解できても、体は正直です。ショックは引きずりますし、モチベーションもなかなか上がらないこともあるでしょう。先日紹介した『クラムジー』の時期は特にそうなりがちです。
勝ち負けに関係なく、プレイヤーの心の中に『安全基地』を作ってあげることが重要だと思います。
試合の中で勝負から逃げずに、練習してきたことを発揮する。負ける瞬間まで全力を尽くして、負けても落ち込まずにチャレンジを続ける。こんなこと大人でもかなり難しいことです。
子供は大人ほど、『逃げ道』を知りません。解消法も知りません。だからこそ大きく成長できます。『逃げ道』を知らないからこそ、負けることを消化する機能が身につきます。
一言に競争心といっても、様々な能力がリンクし成り立っています。そしてスポーツも素晴らしさは『競争心』を学べるところだと思います。
まあ、逃げ道を知ってる大人は、これ書いてビールでも飲も!笑!
iPhoneからの投稿
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。