火曜日はコーチの技術!スペインドリル1!
こんにちは!
今年は、秋の気持ち良さが長続きしていますね!
昨年は、夏のあとにちょこっとだけ秋があり、
すぐに冬に突入!って感じだった気がする。
さて、今回からは、スペインドリルを紹介しようと思います。
スペインでは、パターンが決まったボール出し練習があり、
これを『スペインドリル』といいます。
ナダルも、マレーも、モナコも、ミュラーもみんなこの練習をしていました!
指導者の間では、もう有名ですが、色々と話ししていると
一般の方にはまだまだ知られていない。。。
ってなわけで、今日から少しずつスペインでの練習の大部分を占める
『スペインドリル』を紹介していきます。
今日は、『ドリル1』です。すべてのドリルには番号が振られています。
コーチから『ドリル○』とドリルの番号を言われてからそのドリルをすることが
多かったです。
では『ドリル1!』
(フォアとバックは右利きの場合です。)
①この位置からスタート!
②前に入って、フォアハンドでアタックゾーンからクロスへ攻撃的なボール!
③今度は後ろに下がってバックでニュートラルなボールをストレートへ!
④また前に入りバックでアタックゾーンからクロスへ攻撃的なボール!
あとは②から⑤を繰り返します。
だいたいバケツ一杯から一杯半のボールを打ち続けます。
数にして60球から80球です。
次は打つボールの軌道について。
打つ場所と、打つべきボールの軌道にはきちんとコンセプトがあります。
これは③と⑤の場合も軌道。ベースライン付近から打つので、
ネットの少し高い所を通してリスクを減らして、相手を左右に振っていくという
イメージでしょうか。
こちらは②と④のアタックの場面です。
攻撃を意識するので、ネットを通過する高さは少し低めになり、
スピンの量も少なめになります。
以上、簡単にスペインドリルの最も有名な『1番』を紹介しました。
特徴としては、ボール出しはかなり遅いボールで行われます。
わざと『死んだボール』を出します。
それをしっかりと打つ抜く動作を60球~80球続けるわけですから、
ものすごいフィジカルか必要です。
でも『死んだボール』でいいなら、
誰でも簡単に出すことができますから、
お父さんでも十分可能ですよね!
では次回は『2番』です!
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