金曜日はコーチの技術!スペインドリル2!
こんにちは!
今日は『スペインドリル2番』をご紹介します!
クレーコートらしくディフェンスがメインとなる練習です。
前回の『1番』と同じく、『死んだボール』で60球~80球連続で行われます。
(フォアバックは右利きの選手の場合です)
①ここからスタート!
まずは、フォアでコート後方に下がってクロスへ深く!
ディフェンスを意識して、スピンの効いたボールをネットの高い所を通して
深く返球し、相手に攻められないようにします。
この図では、後方が切れています。
実際は下の図くらい下がって打ちます。
③サイドステップで①に戻って今度はバックで同様に深く打ちます。
こんな感じです。そして、②と③がしばらく繰り返されます。
コーチの加減で繰り返す数はランダムです。
その間、プレイヤーはずっと下の図のようなV字の動きを繰り返すことになります。
4球から10球くらいランダムで繰り返されている途中で、
急にチャンスボールが出されます。
これをストレートにアタックします。
④フォアか
⑤バックで。
チャンスボールを打ったら、また②から③を繰り返します。
そしてまたランダムでチャンスボールがきます。
その繰り返しです。
クレーコートに必要な攻守の切り替えの練習です。
②のフォアを打った後に④のフォアのチャンスが、
③のバックを打った後に⑤のバックのチャンスボールがきます。
チャンスを打った後は、そのまままっすぐさがります。
④のあとはまた②、⑤のあとはまた③です。
球足の遅いクレーで、ベースライン後方から
スピンをかけて深く返球する下の図のような軌道のボールを打つには
ものすごくパワーがいります。小さい頃に経験しておくと、
効率の良い力の伝え方を学べるでしょう。
アタックの時の軌道は、前回のドリル1と同じ下の図です。
では次回は『スペインドリル3番』、アプローチボレーを紹介します。
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