①+②+③=


こんんちは!

友人Kobansさんのブログが面白かったの紹介します。

ちょっと長いけど内容濃いので読んでみてね!

中に貼ってある上岡龍太郎さんの動画も面白いよ!

こちら!テニスコーチ論!

確かに、日本全体が緩やかに収縮していっているので、色んな産業が今までのもうけの仕組みや、成長の仕組みでは立ちゆかなくなってきていると思います。真面目で、仕事熱心な日本人でもこの流れはうまくコントロール出来ないみたいで、テニススクールでも困っている所が多いようです。

成長するには、海外、主にアジアに進出していくか、国内で魅了的な商品を作って内需に貢献するかのどちらかです。それ以外は、Kobansさんのブログにある通り経費であるとか、人件費を削って耐えていくより他に方法はありません。

危惧するのは、僕の後輩達もそうですが、20代の戦力を犠牲にしている所です。これもKobansさんのブログにありますが、テニスコーチになりたての頃の扱いも15年前と今とではずいぶん変わってしまいました。僕の頃は、『テニスの練習がしたいから、とりあえずテニスコーチのアルバイトでもして空いてる時間に練習させてもらおう!』くらいのノリでコーチをしていました。それでも、社員コーチは色々教えてくれたし、社会人のしてのマナーや立ち振る舞いを仕込んでくれました。(よくよく怒られました。笑)

選手コースのジュニアのレッスンによく混ぜてらって、ジュニアの試合相手をさせてもらいました。当時14歳だった、現関西大学の統括コーチの山本哲洋選手もいました。こんなにうまい14歳がいるのか!と思うほど上手かったし、当時の日本のトップランカーと試合をしても彼は互角に戦ってましたね。。。

そうやって、ある種、徒弟制度のような感じで僕は育ててもらいました。ある日、一人だけ勝手を言って『1年スペインに行ってきます。もどってきたらまた雇ってください!』なんて言っても、即OKしてくれました。

しかし、僕の少し下の世代から就職でも『即戦力』が大切、なんて言われ始めました。よく考えたら、この頃からなんかおかしかったですよね。。。入りたての若者に、40代と同じ事を求める。

そして今は査定の時代ですから、入りたての人材にも40代以上の成果を求める時代になってしまいました。確かに、元気よくうまくやれば可能でしょう。

でも、ちょっと固い話になってくるので、面倒な方は読みとばしてくださいね。

テニスのレッスンといっても、来てくれる一般の方やジュニアの生活を色づけする役割があります。影響力があります。どのような影響を与えたいのか?それが大切なのではないか?と思ってしまうんです。単なるストレス解消や、接客によるゆるい時間を楽しむというのを全面に押し出すのは、いかがなもんかな~?って思ってしまいます。(俺もおやじになってきたなぁ~~、笑!)

タクシーの運転手さんでも、単に気楽におやべりしながら人を運べばいいだろう的な人は少なくなってきていると思う。みんなよく道を知っているし、時間帯によって、曜日によって、早く着く可能性のある道を教えてくれて、こちらが選択するという形式をとっている人が多い。

生活を色づけすると言えば、毎日住む住宅。新聞には毎日ものすごい量の新築、中古の不動産物件のチラシが入ってきますが、どれも同じような間取りばかり。これだけ生活が多様化しているのに、生活空間はそのままって無理でしょ?価格は平米数と駅からの距離できまるようなもの。あきらかに、経費削減と人件費削減で作られているものだなぁ~と、冷めた目で見てしまう。。。スポーツ頑張っている世帯の為に、自宅練習用のスペースがある物件とかあってもいいのに。。。自宅でトレーニングができるように、器具がそろって、テレビや音楽を楽しみながらトレーニングができる賃貸住宅があってもいいのに。。。

かく言う僕もKobansさんと同じく既存の仕組みの枠組みのなかでもがいている。。。

ってか、日本中の35歳はほぼ同じ思いだろう。。。

もしかしたら、元来、35歳というのはそういう年齢なのかもしれない。

その後、色んな選択肢をくねくねと選んで、みんなお勤めをつづけているのだろう。

①テニスがあるかぎり、テニスコーチも存在する。

何もそんなに悲観的になる必要は全くない。。。

②でも既存の仕組みは消滅する。

そこは楽観的にはなれない。。。

③テニスあることによって、みなさんの生活は色づけされる。

その色に影響を与えるのは、テニスに関わる人たちだ。。。

①+②+③=

簡単ですよね!!

ではでは!

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